昔、無言電話に苦しめられた事がある。
恨まれる覚えは全くなかったのだけど、
相手にしてみれば、恨むべき人間だったのかもしれない…
私の預かり知らぬところで事態は深刻になっていたのか？
一方的にある日突然攻撃され始めて、
ようやく状況が分かったような次第でした。
でも既に私に出来ることはなく、
その矛先は、ただ私にひたすら向いていて、
私も若かったから避ける術も知らずに傷ついた。
その時は、とにかく電話が怖かった。
仕事中でも電話がなるたびに、絵に描いたように体がビクッと反応した。
どんな風に日々をやり過ごしてきたのか、
今となっては遠い過去の思い出すことも稀な記憶になってしまったが、
その当時、ほんの2ヶ月うぐらいだったと思うが、
自身が招いたとも言えない事で、でも関わっている事は事実だから、
関係ないとも言えず、だけど理不尽に一方的に攻撃されたという思いだけが残っている。
そして今、
今度は鳴らない電話が、平穏だったはずの毎日に影を落とす。
どうして今になってこうなのか？
巻き込まないで欲しい。
何も手出しはしないのだから、
私の事は放っておいて、
昔を今に返すつもりもないし、
二度と合わない貝合わせのように、
失してしまった片貝はもう重ねることは出来ないのだから…
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