回想 | 春夏秋冬(ひととき)

春夏秋冬(ひととき)

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相当大きな手術が行われるんだなぁ…
予備検査が続き、ベットに寝ながらノンビリ翌日の検査の説明が書いてあるA4サイズの紙を読むのが日課になっていました
検査の為に打つ注射の副作用についての説明が ありとあらゆる想定がされていて退屈しのぎになっていました

注射とは検査で撮影する画像を見やすくする為に発光する液体を太い血管から点滴のように入れて、血管の流れや 転移した患部(腫瘍)があるとその 腫瘍に張り巡らされている細かい血管を通るので 光の塊まりとなって画像に映ります
いわゆる 造影剤と呼ばれるものです
造影剤は検査する機材によって違いますが その副作用を示した注意書には「まれに」と「ごくまれに」 の項目に別れています
「まれに…カラダ中に発疹が出る」などと書かれ次に「ごくまれに…腎機能不全がある」などと書かれていて
ごくまれに…の方はかなり 重い事が書かれていました

そんななか、看護師の見ている前で飲む錠剤がありました

その副作用には 「ごくまれに」のくだりはありませんでした

「まれに死亡します」と書かれていましたから、死ぬのだから、その先は無い…と
無機質に考えてました