ブランデイングデザイナー&デイレクターの高橋珠美です。
今日はごく最近、ブランデイングデザインの第1期が修了した
実例から、開発のストーリーを書きます。
4月の中旬
小川プリーツ工房様(ご了解を得て、記事にしています)
から、最初にご依頼頂いたのは、現ホームページ(販売ページ)の
リニューアルでした。
ホームページを拝見した所、幾つかの問題が見つかりました。
1)販売サイトでありながら、自社の歴史や、職人としての
歴史、店長日記等の記事が満載で、充実したサイトでは
あるが、ブランドイメージが希薄な事。
*2012年6月20日現在も、リニューアル前です。
2)「プリーツ工房OGAWA」というブランドなのですが、
ファッションブランドとしては、華やかさとファッション
性に少々かけている事。
3)販売ターゲットが、「熟年層のふくよかな女性」だった為
特異性はあるが、今後マーケットが広がらない事が予測さ
れる事。
大きくは、この3点でした。
そこで、下記写真のような、他社事例のWebマップをお見せし
現在のWeb上で、本来の目的である「販売」を実行する為には
どの情報が、必要で、どの情報を隠しても良いのかを、
ご判断頂く事を、経営者様に出させて頂きました。
つまりは、1)の整理を、経営者ご本人にやって頂いたのです。
*写真は、弊社がWebの打ち合わせ時に書く、リンクマップです。
3週間後、小川様の方から、Webのページリンクが上がって
来ましたので、次の問題に入りました。
3)のターゲット層です。
同時進行で、「モテ色ボレロ」という企画が進行しているとの
事で、そのモデルに美魔女の坂村かおるさんに、モデルを
お願いして、新しく撮影をするとこ事。
そうなると、おのずとターゲット層が、今までの
「熟年層のふくよかな女性」から「アラフォー・アラサー女性」に変わります。
そこで小川様に、新しいブランドイメージとして、
新しいブランドマークを、Webリニューアルの前に
創る事をお勧めしました。
つまりは、ブランデイングのリニューアルを先に進める事で、
上記の2)の問題を解決する事にしたのです。
5月中旬から、ブランドイメージのデザインに入りましたが
プリーツの工房という事、ほぼ個人経営で、デザインと制作
プロデュースは、小川タカコ様個人でやってらっしゃるという事。
この背景から、小川様個人の個性が、色づく出るもので
ファッションブランドである事が、一目で解るもの
そして、最高級のプリーツ色人でもあられるので
ブランドの目印となるモチーフ探しに苦労しましたが
ファッションに係る人には、最も関わりが強い
「トルソー」を、モチーフとする事で、一目でファッションブランド
と解るブランドマークに仕上がりました。
今回は、ブランデイング第1期の修了で
お名刺、製品タグ、Facebook個人ページのタイムラインの
リニューアルまで修了しました。
この後第2期の、Webの販売ページとアメブロのカスタマイズの
デザインに入ります。
アップは、もう暫く先になりそうですが、ここまで修了して
ブランデイングデザインの全過程が修了となります。
小川プリーツ工房
http://oh-p.or.tv/ (*リニュ=アル前です)
小川タカコFacebook個人ページ
http://www.facebook.com/takakoPP
日本初、輝くあなたの華をさかせるプリーツ職人
http://www.facebook.com/pleats.bijin