久々の記事で久々の読書。

アメトークの読書芸人を見て、読みたい本を買った娘。

グローバライズ。
木下古栗 著。

光浦靖子さんがオススメしていました。
「男二人がただ温泉に入ってる話。ただし、最後の2行ぐらいで、『どひゃ~!』ってなる」と。

どんな内容なのか私も楽しみで、娘より先に読んでやろうと、読んでみました。

いやいやいやいや!
こ~れはいかん!JCに読ませてはいかん!
私かて、『おえっ』てなった、
何っっ回も『おえっ』「いやぁ!(叫)」てなった。

これ、短編集で。しかし、結果全部の話に共通点があるのか、最後に『つながってたんか~!』とどんでん返しがあるのかと、途中下車したいのを我慢して我慢して最後まで読みましたが。

光浦さんの言ってた温泉の話は一番目の話だけ。
しかも、最後の2行、確かに『どひゃ~!』までは行かないけど、結局下ネタ。
JCには多分何のことかわからんはず。わからんといてほしい。
光浦さん、全部読んでるはずよなぁ、なんでこれを紹介したくなったかなぁ。

他の話も、下ネタ、グロテスク、暴力的、脈絡のない表現が段落が変わることなく7ページびっしり続く、漢文のみ4ページ←内容はエロ…。
どんでん返しもなし。スッキリする終わり方がない。

ホントにショックだったのが。
自分の排泄物を食べ、妻の排泄物を飲む男の話。
なんでこれが、校閲(『コーエツ』観てました)を通ったのか不思議でならない。

著者のファンにはたまらないのだろうか…。
こんな記事書いたら、売り上げ低下につながるかもしれないけど、買って損した~。
めったに売りに行かないけど、これは即、BOOK・OFF行き。

娘に、「これはナシやわ」と話すと、ちょっと読んだのか、「じゃあ売っといて~」とすんなり。

湊かなえさんの、「嫌な気分になるミステリー」略して「嫌ミス」とは違って、わけわからんし後味悪いしで、これが著者の目的なら、どストライクな策略だけど。

この記事を読んで、もし読もうと思う方がみえても、買って読むのはオススメしません(笑)