『ヒア アフター』(原題: Hereafter 死後の世界) | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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  デイケンズ博物館 イギリス ◇映画案内 動画『ヒア アフター』(原題: Hereafter)

霊能者であるジョージ(マット・デイモン)は、死者との交信能力を恵みでは無く「呪い」だと心の内を兄に話します。

「デイケンズの夢」

朗読が、彼の心を静めて眠れぬ彼を睡眠に誘うものでした。


彼の心情を理解できない人たちから逃れるように、ロンドンへ向かいます。


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「フランスの女性ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は 津波にのまれた時に臨死体験を経験。 その時に見た不思議な光景を忘れることができない。

イギリスの少年マーカスは愛する双子の兄を亡くしてしまった悲しみから立ち直れず、兄と再会することを望んでいる。

アメリカ人ジョージ(マット・デイモン)は、かつて霊能者として知られた人物だが、次第に自らの才能を嫌悪、その才能は用いずに生きている。「いったいどうしてこの自分にだけ死者の声が聞こえるのだ?」

死という謎にとりつかれたこの3人が、ある日ロンドンで何かに導かれるように出会い、人生がからみあってゆく。3人は一体何を見つけるのだろうか…」(Wikipedia)
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霊能者であるジョージの台詞に、ある感概に囚われます。

彼の霊能力は、相手の触れたくない過去の秘密に触れることもあります。
死者との交信を止めていたのですが、それでも、愛する人たちの死に納得しない人たちから懇願されてしまいます。

彼は、悩んでいます。
(依頼者の嘘を、彼は見破れませんから精神的なストレスを感じています)

過去の治療では、「統合失調症、(幻覚、幻聴)」と診断され投薬されていました。
幻覚、幻聴を見ない投薬治療とは、結局「人間性を失い、人生を失う」と怖れていました。

薬を飲むことに躊躇して、
飲みませんでした。

未だに、精神科医療診断と霊能力についての判断に相克が在るようです。
(幻視、幻聴と見えるものが、精神病からのものでないこともある)


クリントイーストウッド監督(80歳)の、来世を知りたいとの想いが、映画ヒア アフター(死後の世界)を撮り終えたのでしょう。

意外と若い女性たちも目立ちました。

「運命の人」に惹かれたのですね。ラブラブ



短稿でした。

*2018.10.10 復活 東日本大震災で一旦凍結していました。