幸と不幸の分水嶺 ☆ 今この瞬間に根付く、生きる | フリーランス宣伝使への道

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周りからするといかにも不幸そうな境遇の人がゆったりとくつろぎ、
至福に満たされているように見える時がある。

そして、それとは逆にいかにも幸せそうな境遇の人が焦り、苛立ち、
不幸に陥っているように見える時がある。

その違いは何か?

それは今を受容しているかどうかだ。

一方はそのあまりにも不幸な境遇からくる苦痛のゆえ、
全てを手放し、いい意味で諦め(お任せ)の境地になり、
その結果今に根付く事によって至福を体験している。

もう一方は頑張って多くの望みの(幸せなはずの)
境遇を手に入れたにも関わらず満たされず、
エゴがさらに多くを要求し、そのエゴの要求を満たす為に
さらに狡猾に考え、入念に計画を練り、
行動することによって
"完璧な今"
を否定する事になり、それが結局は不幸を創造する。





しかし、世の中の裕福な人が必ずしも上記のような
不幸に陥るわけではない。

その恵まれた境遇を当たり前のものと思わず、感謝し、
その感謝の表現として恵まれない人達に
多くを与え、その立場に執着せず、驕らず、
その恵まれた境遇は今世で自分に与えられた
ただの役割であって、

"自分の価値や有能さなどとは何の関係もない"

としっかりと認識する事ができるならば、
その無執着さゆえに今に根付く事ができ、
至福に落ち着く事が出来る。

そして、上記のような不幸な境遇にある人もせっかくのその
"今に根付く"
絶好のチャンスを認識する事ができず、
逆にその境遇を恨み、環境や周りの人達のせいにする事によって
エゴを満足させる為に利用するならばそれはやはり不幸を体験する事になる。


結局は幸も不幸も外部的な環境によるものではなく、
どのような状況、環境であれ、

‶それ(完璧な今)を受け入れているかどうか?"

に懸かっているということだ。


つまり、逆説的に言えば幸福になるにはどこにも行く必要はなく、
師を求める必要もなく、
ヒーリングやカウンセリングを受ける必要もなく、


"ただこの瞬間、今を完全に受け入れればいいだけ"


という事になる。


では、今を完全に受け入れるにはどうすればいいか?


今を受け入れるには周りの環境や状況を受け入れるよりも
まず真っ先に自分自身を受け入れる必要がある。

ここでいう自分とはもちろん自己中なエゴの自分ではなく、
エゴを超えた真の自分の事だ。

そしてもっと正確に言うとそれは受け入れるという事ではなく、
認識するという事だ。

真の自分を認識すればその強烈な体験ゆえに受け入れざるを得なくなる。

そうすると全てが変わる。

そう一瞬で全てが変わる。

なぜなら、それを体験する為に何度も何度も生まれ変わり、
輪廻転生してきたからだ。

真の自分を認識する事、それがゴールであり、始まりだ。

そしてそれは今この瞬間にでも起こす事ができる。

それが神があなたに与えた自由であり、祝福だ。


願わくば全存在がその祝福に満たされん事を。



惟神霊幸倍坐世


∞タツ∞