Day 3rd | nicoのブログ

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三日目は向こうにすむ幼なじみとあう。
本土に行ってみたいといったら、彼が仕事で本土にいくということだったので
それに同行することになった。

朝10時半に九龍糖?駅で待ち合わせ。
ちょっと時間があったので繁華街を見てから行こう。

10時ちょっと前。日本だと既に店が開いてもいいころだが、ほとんどの店がまだ開く感じがしない。
が、気になることがちょっと。

アラブ人?インド系?がたくさん集まってるぞ!!
え?集会?ここモスクじゃなくて電気屋だよ?

近寄ってみると、アラブ系が集まってるんだけど、香港人も少しいた。
??ならんでる??あれ!もしかして!?
ボーダフォンショップの前に並んでるようにも見えた。

どうも、iPad2目当てで並んでるらしい。
しかも、この香港中から集まってんじゃない?って思うようなアラブ人は転売やだ。
これが日本にも回ってきそうな予感。

ほかの電気屋の前でも並んでた。
やっぱ人気があるんだな。と実感した。

時間になって駅で友達に会う。
そこにあった店の前でも人が並んでた。すげー。
あ、ちょうどプリペイドカードが切れかかってたのでその店でお金を払って追加用のプリペイドを買った。
かった紙にかいてあった番号を入れるだけだったのだがやったことがなかったので店員にお願いした。

3分
5分
10分
15分!?!?ながくね??
その店員もほかの店員を呼んでなんかいろいろやってる。大丈夫か?僕の携帯。

店員がこっちにきた。
「これ、市内のxxにあるショップに持って行ってください」
は!?!?なんて?
一緒にいた友達が一言「そんなつもりで買ったんじゃない。NoGood。返金して」
「ここにかいてあるでしょ。この携帯とカードを持って行ってください」
は????????書いてあることを読んでみた。
  8回間違えたらロックされます。そのときはショップに持参してください。
っておい!!おまえ8回間違えたんだろ!?
僕より友達が納得いかなくて、マネージャーつれてこいと。
マネージャーに言ったらすぐ返金してくれた。
さすが向こうにすんでる人は強いな。ぼくだったらあきらめてたかも。

電車に乗るため駅に向かう途中セブンイレブンがあった。
ともだちがだめもとでプリペイドあるかきいてくれたらあった。
しかもさっきの店よりやすい。しかも、友達が番号入力したら一発でOK!
どんだけあほなんだ、8回まちがえるって。。。。

さ、気分よくなったとこで中国本土へ向かう。
香港のなかはずっと地下鉄だったがここからは地上の電車で中国国境まで。
ここから最終目的地までは3~4時間。

まずは国境の町、深圳に到着。
話を聞くと、最近はこの町も中国では経済特区なので香港とあまり物価がかわらないと。
でも10年くらい前までは中国側から目の前の川をわたって香港に不法侵入が多かったとか。
本当に、国境越えるだけで雲泥の差だったらしい。
しかし今も、この経済特区を少し抜けると物価が全然違うとか。
また、悪いことが悪い。にならない国らしい。これは国が悪いんだと思うのだけど。
この先大丈夫だろうか。

香港の出国手続きをし、少し進むと修学旅行前に集まってるような人たちが。
なんあのツアーかな?とおもいきや、そこにたくさんいた人たちはいわゆる「運び屋」
だった。例えば僕らが普通に使っているパソコンのハードディスク。これも中国に持って行くにはいろいろな手続きをしないと持って入れないらしい。たかがインクも反政府運動に使う可能性もあるしく普通に持ち込めないらしい。友達曰く、電車の中でハードディスク複数をテープで腹にぐるぐる巻きにしてるのを見たことあるらしい。
やっぱり僕らの知ってる普通の国でわないようだ。

ともだちに厳しく言われたのが、すり、置き引きに気をつけること。リュックは前になるべく抱えること。

どれだけやバイクになんだろう。手を少し高くあげてiPhoneで写真を撮っていると、手をはたかれて盗まれるらしい。


中国側に入国。
まず感じたのはすべてが広い。
ホームにしても、道にしても、広場にしても。
こんなに人いないんだから、土地を無駄にしなくても。。。。
でもこの広さが中国らしい。

ちょうどお昼だったので駅前にある店でご飯。
福建チャーハンを頼んだ。これはあんかけチャーハンである。
うまそうじゃない?あと春巻き

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あり??本物の春巻きってこんなに不細工で小さいの?
でも味は春巻きでした。

チャーハンは。。。米がなんだかいまいちだった。タイ米のほうがおいしかったな。

さて、ここから電車を乗りついて広東省広州へ。
ここではちょっといい電車にのって。
一般車両だと知らないやつが勝手に我が物顔ですわってたりして、文明人じゃない人たちばかりだから。といわゆるグリーン車にのった。といってもやすいんだけど。
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いい車両だけあってきれいだ。
外を見ていて友達がいろいろ話してくれた。
そとにはたくさんきれいそうなマンションが建っている。
でも中に入ってみると驚くらしい。
あまりの汚さに。

僕ら日本人はきれいな町、きれいな電車、サービスの行き届いてる場所。そんな中で暮らしているからアジア圏に出かけるととても汚さを感じる。でもね、それは実は日本がきれいすぎるんだと。日本という場所がよすぎるのだと。たしかにそうだろうなと思えてしまう。
友達はトイレに行くときは有名ホテルや有名デパートでしか行かないらしい。
やはり日本人んかれには汚さを我慢できないらしい。

また、いいいみでびっくりしたこと。
それは中国の都市部であればちゃんと地下鉄が走っていること。
大都市ともなれば地下鉄はつきものである。
まさか中国で地下鉄に乗るなんて思ってもいなかった。
しかも結構きれいでした。
そして、地下鉄内で普通にネットができる。
この点は日本よりうらやましい。

さて、この日の目的地は広州にある工場。友達はこの工場に注文してある物を検品しにいくとか。
駅についてそこからタクシーで移動。が、タクシーに乗ってみるとメーターが動いてない??
降りてから友達にきいてみたら、乗るときに交渉されたって。外人だからめんどくさいらしく、少し吹っかけられたらしい。外人を見ると吹っかけるのが当たり前の国っぽいぞ。

工場前。それはたまにテレビで見る中国の工場そのものだった。
中に入ってみると、働いているのはみんな若い人。
みんな10~20代だと思われる。

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もうみてるとね、ハンダ付けにしても部品あわせにしてもプロの一言。
みんなこのような流れ作業を一日中やっているらしい。

一日八時間。それでは給料が少なすぎるということで残業という名目で少し長く働いて多めに給料を出しているようだ。それでだいたい月8万くらい。このお金を仕送りし、自分たちの生活にも使う。
基本的に工場には寮がついており、ご飯もついているらしい。
いくら全部ついていても8万じゃねぇ。とおもえるが、彼らにしてみると大きなお金らしい。

じじつ、この場所に来るとき友達は20万円分のお金を持ってきていた。この20万円がもし盗まれたなら。場所によってはこれで一年くらい過ごせる大金になってしまうらしい。

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でもこういうところで若い子達が作ってくれている物が世界に出回ってるんだね。

確かに仕送りのためにがんばってるけど、でも手を抜くんだよね。そういう商品が日本のお客さんのとこに行くとどんどんイメージ悪くなるだけ。だからそうならないように、ちゃんと検品しないとだめなんだよ。と友達が教えてくれた。たしかに中国産にはすぐ壊れる、作りが雑。というレッテルが貼られてるからね。

一時間ほど滞在して帰る準備。
はやいな。とおもったら帰りも4時間くらいかかるからもう帰らないと。って。そらそうだね。
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広州から深圳に戻った時点で20時を回っていた。
深圳と言えばいろんな電気製品が売っている場所としても有名。
友達が一カ所知ってるから帰る前によってみようか。と。

建物に向かって歩いてると一人の男が
「カッチャ シゲ」
僕らのことを韓国人だと思ってるのか?「偽物 時計」といってた。
無視してると今度は日本語で。
いらないって言ってるのにずっとついてくる。
かれこれ100メートルはついてきたぞ。うざい。

ここってそういうところなの?とおもいビルの中へ。。。。さっそく怪しいものがたくさん。
「iPad2だよ。新品だよ!」
っておい、これ中身はAndroidじゃん!もろにアイコンが違うんですけど。それにiPadにはアダプタありませんけど。。。。ほぼ日本語で冷やかしながら二人で見ていた。するとこんどは「これ、iphone5。どう?」。。。。。もうすげーーー!って驚くしかなかったね。すっごい最先端を行ってるんだね。中国って。車の形した携帯とか、変なのもたくさん。友達曰く、ここで売ってるもの全部偽物だよ。Sonyってかいてあるカムコーダーも偽物。
上の階にいくと、所狭しと小さな店が。そしてそれらの店のショーケースには偽物のかばんのオンパレード。そして。。。。それら店の前には10代から20代前半の子達がうじゃうじゃ。彼らが店をまわしてるのだが、視線がこわい。獲物を捕らえる目をしてる。弱肉強食な場所なのだろうか。とにかく怖さがただよっている。トイレに行くのも友達と交代で荷物をお互いで持って順番に。ちゃんと荷物に目をやっていないといつ無くなってもおかしくなさそうな場所。また、なにかひともんちゃく起こしてしまうと絶対に囲まれる。マジ怖い。香港に住む友達も、もうここにはきたくないというほどだった。

そんな恐怖のビルをでて、一路香港へ。香港に着いたのは10時前。
少し時間があったので二人で香港をぷらぷら。
全然安心できる。

なんなんだろう。おなじ中国圏なのにこの安心感の左は。

でもまた中国には入ってみたい。
こわいけど、普段見ない感じない環境。
そして、日本人の感覚とは全く違う場所だった。