JD-800 | nicoのブログ

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JD800と言えば、小室最盛期に色々なところから聞こえたあのピアノ。今でも愛用してるみたいで。

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でも僕はピアノよりも、ガツンと耳の奥に攻撃してくるシンセブラスの音が好きでした。そしてギターも度肝を抜いた。

JD800とのファーストコンタクトは学校だった。僕の行っていた学校がローランドの社長さんと仲良くて、生徒を育てるために色々サポートしてくれてた。で、ある日自分の学科に行って見たら数十台の新品のJDが置いてあった。出ていたやつを触らせてもらったが、印象は…デカイあせる ツマミも沢山ありすぎてただ適当に動かしてた。で、内臓デモを聞いて驚いたのはデジタル特有というのでしょうか、透き通った音。メッキされてる様な、すごく綺麗な音だった。

すげー!!!日本でいくらなんだろ……30万 Σ(゚д゚lll)
無いですね。
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ちょっとがっかりしたことを書くと、この頃発売されるシンセは一台で数台分の役割を果たせた。ひとつあれば一度にいろんなパートの音がてるマルチティンバーという。打ち込みすれば、ピアノとかギターとドラムの音をいっぺんに演奏させる事ができた。が、JDは基本的にそれができない。できない事も無いけど、JDの良さが出ない。

あれ?デモは…いろんなパートのおと出てたけど???詳しい人に聞いたら、アレはROMに焼かれたものだから録音?したものを再生してるだけ。

( ̄(工) ̄)

それを聞いて少し株が下がった。できないもの内臓させるなよ!って。でも音の素晴らしさは否めなかった。だから、JDのエレピはちゃっかり全鍵盤サンプリングしてs950で使ってましたにひひギターの音はサンプリングで真似できなかった。仕方ないけど。

学校の宿題で、JDを使って簡単なデモを作りなさいと言うのがあった。

何となくYMOの体操を打ち込んだ(笑。
でも一種類の音色しか選べないJDで単純に音ならしてもつまらないのでひとつの音色でベース、エレピ、スネアの音がでる音色を作った。JDは四種類の音を合わせて一つの音色になってる。
JDだけってのが宿題だよ。と先生や生徒に突っ込まれたけど、その音色聞かせたら納得してくれた。

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数年後、ローランドからJVシリーズが発売された。マルチティンバーだし、いろんなドラムも入ってたし、JDに近い音も入ってた。あのピアノみたいな音も。でもやっぱJDみたいな綺麗なエレピの音は出ないのでサンプリング音のエレピを使ってた。JVは今でも僕の中ではメインにできるマシンですかね。中古で一万円とか見たときは悲しかった。

それからさらに時間が経ち、jd800の音源が出ると噂された。なぜかうちの学校にはプロトタイプがくる事もあった。それがJD990なんだけど、これまた詳しい人に聞いたら、似てるけど、ローランド内でも800はプロ向け。990はコンシューマー向けなのだそうだ。

だから、自分で弾くのが目的で、お金と置き場に余裕あるなら800、安く似ている音をを手に入れたい、打ち込みで使いたいだったらJVをお勧めします。

あ、あと大切な事!!

JD800は鍵盤がヤバイ。ボンドが溶けて、鍵盤の裏の重りが落ちたり、ボンドが中の基盤に溶け込んだりするそうだ。鍵盤裏のボンドが白なら大丈夫だけど。
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