Yamaha & Steinberg Expo2011 | nicoのブログ

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え?Steinbergってヤマハに買収されたの!?どうなってんだ?

LogicはAppleに買収だし。StudioVisionはFenderに買収されて潰されたし。なんとか頑張ってるのはDigitalPerformarのMOTUだけじゃん?

そんな訳で、ユーリさんからTK Special Talk&Liveのチケットを奪い(!?)、行ってまいりました
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Lots of thanks to U-ri &Hiroshi

会場はヤマハのシンセとSteinbergのCubase回りのソフトやハードが出演する所狭しと置いてありした。というか、通常は小さなロビーみたいな場所に展示してあって、人も多かったし落ち着かなかったのでシンセは特に触らなかった。シンセは楽器屋でゆっくりさわれるし。

ユーリさんから奪った引換券を受付にてチケットに。96番。その時点で94番までの入場を案内していた。少しまって95番以降と呼ばれたので列に並ぶ。と、そこで一緒に行った友達に言われる。「これ、番号順に並ぶんじゃないの?」ガーン ただ呼ばれたと思って適当に並んだが、番号順になら場なきゃいけない事に気づく…前歩いてた人について、一番後ろまできてしまった!前から二番目なのにさあせるあわててUターンも、会場入りが少し遅れた。が、会場の席順は決まっておらず、好きなとこに座れた。なぜかみんな入り口付近に溜まっていたので、奥にいったら結構まえが空いていたのでさっさとすわりやした。だいたい前から五列目?6列目?くらいかな。

やっぱ男率おおいわ。ひとり浴衣きてた女性いたけど、何処かのお祭りの帰りかな?地味な浴衣だったけど…なわてファッションチェック(笑

時間になり、小室っち出てきました。
サングラス掛けて両手ポッケにふらっふらっと。同時に拍手喝采。
センキュー、センキュー!のように手を振りキーボードへ。まずは一曲。
何の曲ですか?オリジナル?ここ10年くらいの曲は詳しくないので。
まずは電子ピアノ?の音から入り、少し弾いて後ろのミキサーのほうに合図とともに曲再生。四つ打ちのキックと八分のベースがビートを刻みます。これ、Cubase使ってるよね?なんて野暮な疑問はおいといて。
先生の弾き方みると、結構鍵盤押し込んでアフタータッチ効かせてた。そこまで押すか!と思うくらい。あ、曲はこの辺にしとこう。

トークだよ。
司会進行の伊藤さんが現れて話を進める(台本通りの進行でちょっと笑えた)

小室さんにこのような場にきていただくのは96年のEOSコンテスト以来ですね。
-そう…ですね。間が空いてしまってすみません。だんだんヤマハさんからも見放されてしまって(笑
小室先生とシンセの出会いは?
-中学三年くらいですかね。他社さんなんですけど…いいの?(笑
あ、どうぞ(汗
-ローランド…ですね(笑。ローランドのSH-1000というシンセが最初の出会いです。
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あ、ヤマハさんだと、CS-80も使いましたよ。
S-80?(←ちゃんと聞いとけ!)
-しーえす80!
あ、ありましたね。はいはい!ところで、ヤマハと言えばDX7というシンセがありましたが、あれは小室さんにとってどんなシンセでしたか?
-あれなくしてTMはありませんでしたよ。あれがなかったら1stアルバムは出来ませんでした。それからザ・ベストテンという番組で、もうすぐベストテンと言う番組があって、そのときはヤマハさんに全面協力していただいて。MIDI ピアノから何から何までおけるもの全部ヤマハさんにもってきてもらって。黒柳さんを驚かせたくてな。電源はいってるけど使ってない音源とかたくさんありました。ドラムパッドも叩かないのに飾ったり(笑
そしてその次にくるものは小室さんもプロデュースに関わったEOS。このイベントのスタッフのなかにもコンテスト入賞者がいたりするんですよ。
-そうですね、世代的に周りの人はみんなその世代ですもんね。EOSの時は僕も裏で色いろ動いたんですよ。浜松の工場に行って、頑張ってくれてるおばちゃんの労をねぎらったり、100台以上にサインしたり。
小室さんにとってEOSはどのような…
-EOSはねぇ…結構売れたでしょ!ねぇ(笑。
はい、おかげさまで(汗



なんか、書いていて切りがないよ!
すっとばそう。あ、浅倉大介には全部やらせてしまっていて申し訳なかったといってました。仕事が早いからね。って。

面白かったのは、ヤマハのシンセにダメだししてたとこ。DX以降、ヤマハはどの方向に向かうのかみていたと。でも今ヤマハの主軸シンセを弾いても、これだ!と言う音がないらしい。ローランドならローランドなら、VirusならVirusらしく、nordならnordらしい音があるけどヤマハにはないと。確かにそうだもんな。これって言う音がない。

オーディエンスが「サウンドライブラリーだして!」と言うと司会の伊藤さんが待ってましたとばかりに小室さんサプライズ。ちょっとシンセの昨日を紹介して、そこの鍵盤押してみてください。


「ッハハッ!」

会場から笑い声。
Rhythm Redのあの笑い声でした。
-これ、サンプルが入ってるの?
はい、シンセに読み込ませておきました。他の鍵盤も押してみてください。

「ゲワーイエーンターフ」


うぉー!
会場もこれ一発で興奮だね。

このサンプリングでちょっとあそんでくれた。ゲゲゲゲジャジャジャーン、みたいな。

みんなやっぱりこの歌なんだな。

この先の音楽業界、楽器について。小室さんがソフトシンセについてどう思っているか。小室さんは目の前にあるハードとしてのシンセが好きだそうだ。ソフトシンセは簡単に、色いろな楽器の音がでるのは本当にすごいといっていた。でもなんだか、ソフトシンセは次の世代に任せる的な会話だった。画面の上のツマミ回して音作るよりも、目の前のツマミ回して演奏する方がかっこいいもんな。

書きたいけど書ききれない、裏話とか楽しかった。

最後に一曲。
こんどの発売されるらしいglobeのリミックスアルバムから、小室氏が担当したmany classic momentを演奏してくれた。てっきりインストだとおもったらここはしっかりケイコの声ももってきてくれてた。(これ、やっぱProToolsか?)
久々にいわゆるライブ演奏聞いた。
あれ?小室さん……音、でてる?なんだか音さがしてるみたいだけど大丈夫?なんて心配になること多々あったけど、またあのスラップ的なシーケンス音の演奏みたときはすこし身震いしたというか、鳥肌立ったね。懐かしい光景。やっぱ見せるのがうまいね。エンターテイナーだよ。

演奏もおわってちょっとトラブル??司会が出てこない(笑。なにやってんの!小室さん、帰っていいのかもう一曲弾いていいのか迷っちゃってるじゃん!!

やっとでてきた司会の口からでた言葉「せっかくだからもう一曲弾いてもらいましょうか」っておい!もうみんなにバレバレだよ、もう一曲あるの(笑。

小室さん、またシンセの前にたち一言。

ちょっとまって。これ、新製品だから(笑

と、音色をさがす。

最後の曲もオリジナルなのかな??
小室さん、確かにいい曲たくさん書くけど、パフォーマーとしての小室さんはかっこいいと改めて思った。魅せる演奏とでも言うのかな?

たった30分程度だったけど、とても充実した内容でした。

家に帰ると鍵盤で、昔なつかしの音を弾いてた。何十年たっても覚えてるんだなぁと自分で感心(笑

あ、帰るときに友達に一言いわれた。
「あのシンセ欲しくなったでしょ?」

……物欲でなかった(笑
期待を裏切ってしまってもうしわけない!
でもうちにあるシンセも使いこなせてないし、同じような音出せるだろうし。小室さんがいってた話じゃないが、これ!という独特なものがないし。ここ数年で売りに出されたシンセに全く魅力感じないあせる

逆に言うと、昔のシンセのいい音が手元にあるからそれで十分。新しいシンセ買うお金もないしねにひひ

でもでも、ビバ、シンセ!
ビバ、小室!
ビバ、TM Network!!


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