若干簡易更新気味です。すいません。


内容

真庭蝙蝠の手によってさらわれた奇策士とがめ。蝙蝠の作戦は『自らの忍法骨肉細工を使ってとがめに変身し、七花を油断させて殺す』という卑怯卑劣極まりないものでした。まあ、忍者だしねww

というわけで蝙蝠(見た目はとがめ)は、七花の前へ。口内に絶刀『鉋』を仕込み、抱きついて殺そうとしますが――

蝙蝠「しちかーー!」タッタッタ


七花「?」クルリ


蝙蝠「あはははーー!」タッタッタ


七花「虚刀流――『牡丹』!」


蝙蝠「ぐぼぉっ!」オエッ


説明しよう! 七花は今日はじめて自分たち以外の人間を見たため、蝙蝠ととがめの見分けがつかなかったのだ!


蝙蝠「うう……」


七花「?」


蝙蝠「おまえは――この女に利用されたいのか?」


七花「?」


蝙蝠「この女はな――先の大乱の首謀者飛騨鷹比等の娘だ!」


とがめの正体。それはなんと、20年前、七花の父鑢六枝が討ちとった、尾張幕府はじまって以来最悪とも言える犯罪者の娘でした。

しかし、七花はそのとき逆に決心しました。『とがめのために刀を集めよう、と』


蝙蝠は再び変身をしました(とがめの体だとうさぎにもまけるらしいww)。七花の体になり、絶刀を握った蝙蝠。

勝利を確信し、大きく跳躍した蝙蝠でしたが、縦に振ろうとした体が突如自分の手を抜けました――


蝙蝠「えっ――なぜ」


七花「教えてやる! 虚刀流ってのは『刀を使わない』んじゃない! 『刀を使えない』んだ!」


戦闘能力をコピーしたがゆえの失敗。敗北を悟り、空中で絶望する蝙蝠。


七花「虚刀流最終奥義――『七花八裂』!」


『鏡花水月』

『花鳥風月』

『百花繚乱』

『柳緑花紅』

『飛花落葉』

『錦上添花』

『落花狼藉』


虚刀流の七つの奥義と同時に相手に叩き込む、虚刀流の最終奥義が炸裂したのでした――


感想

……いいねっ!合格

YouTubeで見たときもよかったけど、心理描写のある原作も痺れるね。

ちなみにこの後の展開をちょっとだけ。

七実もこの旅に賛成し、七花ととがめは本土に渡ります(もちろん絶刀を持って)。

このときの七実の「けど、あの子、あんなに弱いのに大丈夫かしら?」は、ゾクッとさせられました。

まさか、フルタイムで咳込んでいるねーちん(?)が七花に対して『弱い』とはww

次が楽しみです。


ではヾ(@°▽°@)ノ




おまけ 次回予告(一部TV版予告より引用)

さて、いよいよ奇策士とがめの愉快爽快な旅がはじまるわけだが、鑢七花。どこまでとがめの刀になってくれるのか――次なる目的地は因幡。大戦相手は宇練銀閣

次回、刀語。斬刀・鈍。ちぇりお!




『亡霊たちよ野望の果てに眠れ』と『時すでに始まりを刻む』を聞くと涙が止まらなくなるのはぼくだけですかね?