みなさんお久しぶりです!アメンバー限定以外の更新は久しぶりですね。

実は三月まで高校生でして、部活やら受験勉強に追われていましてね。

何とか無事大学生になれたので、ぼちぼちブログの方もやっていこうかなと思います。


で、何を書くんじゃお前って話になるんですけど。。。

まあ、せっかく時間も出来たので本を読もうかなと。

昔から読書は好きだったのですが、いかんせん時間がなくて。

この四年間の内に、色々と読んでは感想を書いていこうじゃないか!なんて思っています。

という訳で、今回はその記念すべき一冊目!


米澤穂信先生によるミステリ小説、満願です!





まずこれを手にした経緯ですが、元々米澤ミステリが好きでしてね。

古典部シリーズから入り、最近ではリカーシブルなんかも読ませていただきました。

そんな米澤先生による3冠受賞作とあってはまあ読まない訳にはいかないとでしょうという訳ですね。



内容としては短編6集です。

ネタバレは控えたいので詳しい内容には触れませんが、個人的には3本目の『柘榴』と4本目の『万灯』が印象的でしたね。

普通のバッドエンドとは少し違う、米澤ミステリ特有の痛ましさとおぞましさがひしひしと伝わってきましたね。


精緻な作りで読者を巧みに騙す文章力も健在で、3冠に相応しい内容だったと思います。

強いて欠点を挙げるとすれば、やはり短編ゆえでしょうか、オチやトリックがやや見破りやすいこと。

ある程度先が読めてしまうところはあるので、東野ミステリなどにある「やられた!」という衝撃はないです。

謎解きを楽しみたい方や古典部シリーズが好きな方にはやや物足りないかな?とは思いました。

逆に言えば、「ミステリはちょっと…」と苦手意識のある方でも読めると思うので、是非とも一度目を通していただきたいです。

近所のBOOK・OFFにも出回り始めているので立ち読みから始めるのも良いかも。



それでは読書日記、記念すべき一冊目の感想でした!

大好きな米澤先生の作品で書けたので大満足です!それではー。





小市民シリーズも読みたいなぁ。