それでは最後の戦いを始めます。





1人目の四天王はリョウ。むしタイプの使い手です。
実は個人的にはここが結構懸念点でして…というのも、所謂タイプ相性的な話になってくるのですが、むしタイプの弱点はほのお、ひこう、いわ。しかし、僕の手持ちにはこの辺りのポケモンがいない。
ただでさえ今回の四天王は難易度が高いと聞いており、弱点が突けないとなると…。


はい、ゴリ押しです。

というか、単純にピーナッツちゃんことドラピオンが頼もしすぎる。
耐久面ではまず、どく・あく複合タイプにより、弱点はじめんタイプのみ。加えて「ぼうぎょ」種族値110という優れた数値を誇り、並大抵の物理攻撃であれば一度は耐えてくれる。どくの状態異常も無効、対戦環境においては相手の「いたずらごころ」による妨害も受けない。
攻撃面においても「つじぎり」や「クロスポイズン」など急所に当たりやすいわざを多く搭載。「ピントレンズ」を持たせ特性の「スナイパー」と合わせることで、高い確率で相手の防御上昇や「リフレクター」を無視して大ダメージを与えることが可能。今作では相手のトレーナーがポケモンに道具を持たせていることも多いため、攻撃対象が道具を持っていることで威力が2倍になる「はたきおとす」をレベルアップで覚えられるのも大きな強み。
攻守にバランスの取れたステータスを持ち、尚且つ「すばやさ」種族値も95というそれなりの水準。

相手のむしポケモンたちはピーナッツちゃんで一掃。ちなみにリョウもドラピオンを使ってくるので、そこはじめんタイプにスイッチすることで比較的安心して対応できると思います。「こおりのキバ」を持っていると思うので、ひるみやこおり状態には注意しましょう。




2人目はキクノ。じめんタイプの使い手です。
原作ではシンプルにじめん、いわタイプのポケモンを使ってくるだけでしたので、みずやくさタイプのポケモンがいればさほど苦戦しなかったと思います。
ただ、クロガネジムの時と同様、リメイクでは特性「がんじょう」が強化されており、一部のポケモンがこちらの攻撃を耐えて反撃してきます。僕はとにかくこれがイヤなので、先頭をマンムーにして初手で「ステルスロック」を撒きました。


HPを1でも削っておけば「がんじょう」も「きあいのタスキ」も発動しません。ちなみに四天王やチャンピオンはポケモンの体力が減ると「かいふくのくすり」を使ってきます(恐らく1人あたり2回ずつ)。一撃で倒すことができれば相手に回復させるスキを与えないため、PP切れの不安も軽減できます。




3人目はオーバ。コイツが四天王でいちばんヤバい。
噂に聞いていたのは、フワライドによる「ちいさくなる」→「バトンタッチ」でエースのゴウカザルに繋ぎ、全抜きを狙ってくるという所謂“ちいさくなるバトン”のコンボ。また、ゴウカザルは「きあいのタスキ」を持っており、低めの耐久値をしっかりカバーしている模様。
そこため、オーバ戦ではフワライドを確実かつ迅速に処理することが重要。幸いコチラにはドラピオンがいます。前述した「はたきおとす」でサクッとケリをつけてしまえば問題なしです。
これで対策は万全。かと思いきや、思わぬ誤算が。


ハガネールの火力がおかしい

あとから知ったのですが、このハガネールは特性が「がんじょう」ではなく「ちからずく」。追加効果がなくなる代わりに威力が1.3倍になります。加えて、持ち物は「いのちのたま」。相手に与えるダメージが1.3倍になる代わりに、攻撃するたびに最大HPの1/10が削られていく代物です。
これにより、オーバのハガネールは通常の1.69倍という規格外の火力を獲得。しかも「ちからずく」には「いのちのたま」による反動がなくなるという仕様があるため、デメリットなしでこの高火力を維持してきます。マジでバグかと思った。

ここでパーティが壊滅するかと思いましたが、何とかみーちゃんことミロカロスで耐えて突破。



フワライド対策はバッチリ。無事ワンパンです。


ゴウカザルにはちょっと苦戦しますが、レントラーやムクホークなどの「いかく」持ちがいればある程度有利に立ち回れると思います。ただしわざ範囲が広く、有利対面でもサブウェポンで弱点を突いてきます。うっかり急所に当たったりすると大損害を被るので要注意。




4人目はゴヨウ。肩書きの上では四天王最強を謳っていますが、個人的にはオーバの方がずっと強かったです。
ここもドラピオンがいるだけでかなり気楽に突破できました。まだストーリーをクリアしていない方は是非育てておくことをオススメします。




最後に待ち受けるのは、チャンピオン・シロナ。名実共にシンオウ地方最強のトレーナーです。



…さて、思ったより文字数が嵩張ってしまったためチャンピオン戦は次回に回します。
それでは。





ゴヨウ戦の記憶がほとんどない。