今回も徹頭徹尾自己満足で書き上げるので宜しく。
会場は山野ホール。
JR代々木駅から徒歩4分、小田急線南新宿駅から徒歩2分という抜群の立地が魅力。
前回の苦行が嘘のようなお手軽ディスタンスに思わずにっこり。
やっぱり仕事もプライベートも、アクセスは最重要課題。
12:30頃に会場に到着し、
フォロワー各位と共に付近のカレー屋さんへ🍛
一人暮らしだとカレーを食らう機会が減る(というかほぼなくなる)ので、
外出時に見かけるとつい入りたくなってしまう。
さてさて、飯テロはほどほどにして、
肝心のイベント内容についてざっくり振り返りましょうか。
前半は夏織ちゃんのアーティストデビュー5周年をお祝いしつつ、
そのアニバーサリーイヤーをより良くするために5つの宣言をする、というもの。
後半はミニライブ→記念撮影&告知→夏織ちゃん本人によるお見送り&スタッフからのお土産お渡し。
前半の「5つの宣言」について、
原文ママでなくて申し訳ないが、確か
1.運気を上げたい(運試し5番勝負)
2.違いのわかる女になりたい(ききうまい棒)
3.演技力・表現力をもっと高めたい
4.体力をもっとつけたい
5.ファンのリクエストにできる限り応えたい(カラオケ)
的なニュアンスだったはず。
…やべぇ、昼夜参加したのに記憶が判然としねぇ。
とりあえず言い訳をさせて欲しい。
まず、前日の夜に弟と通話しながら色違い厳選をしていたのが良くなかった(ポケモンの話)。
21時頃から交換にてパルデア図鑑を完成させ、そのまま弟にサンドイッチ作りのノウハウを教授、ひでんスパイスの恩恵を享受しながらミライドンとブロロンを爆走させ、気がつけば深夜2時。
ちなみに僕はドラメシヤ×2、弟はサケブシッポ×2、ハバタクカミ×2と大量の色違いを捕獲。ひかるおまもりの効果ってスゲー。
そして、翌朝はWBC準決勝を観戦するため7:30起床。
あまり野球のことを書くと主題から逸れるので詳細は割愛するが、
今回のWBCに関しては文句なしで過去イチ面白かったことは断言して良いだろう(ちなみにこれを書いている時点で日本はアメリカを下して世界一を奪還しているが、もし仮に優勝してなくとも、ともすれば準決勝でメキシコに敗退したとしても、多分同じことを言っている)。
その中で侍ジャパンが魅せた勝利への執念。
それは寝不足の脳を覚醒させるアドレナリン──特効薬のようにも思えた。
しかし、薬も過ぎれば毒となる、とはよく言った話である。
過剰に分泌されたホルモンは興奮を促す傍ら、
僕の思考や記憶などといった脳機能を麻痺させるにも充分な働きをしてみせたらしい。
有り体に言うと、試合の余韻が凄すぎて昼の部のカラオケ辺りまでイベントに全然集中できてなかった。
いつかオタクとも野球を見に行ってみたいかもね。
あと(ここからはちょっと愚痴になるが)、昼の部は席がイマイチ良くなかった。
それだけだと少し語弊があるので補足する。
知っている人は知っていると思う(イベント会場でしょっちゅう言っている)が、
僕は狭苦しい小部屋とか、四方を閉じられている状況がかなり苦手だ。
イベント通いが何を言っているんだ、と思われるかも知れないが、実はこれが結構マジで、
自動車教習所の学科授業が始まる時に部屋の扉が閉まる瞬間とか、
バスで窓側の席に座っていたら隣に知らない人が乗ってきた時とか、
学校や会社の式典なんかで長時間静かな空間に閉じ込められるのとか、
ちゃんとしんどい。
俗に言う「閉所恐怖症」なのかもしれない。
そして、今回の昼の部はその“閉所”、
右手は7,8人ほど人の列、左手は壁と手摺に阻まれた階段席であった。
当然、前後もシートに挟まれているから四方に逃げ場はない。
この閉塞感について、一度その場の空気に没入できればなんてことないのだが、
WBCの余韻が抜けきらなかったことに加え、左手斜め下に見える出入口ではスタッフやカメラマンが何度も往来するから場外の光が視界の隅にチラチラ入ってくる。
どうにもステージへの注意力が散漫になる。
薄々感じてはいたが、
僕という人間はこういうトーク系のイベントとの相性が最悪レベルに悪い。
それを改めて認識してしまったのは、少し苦い思い出になったと言えようか。
まぁ、それでも──いざ後半のライブパートになれば、
大好きな夏織ちゃんの大好きな歌声で僕の心はいとも容易く奪われてしまった訳だけど。
いや、逆かも。
むかしむかし、アニメを見ていたら「なんて素敵な声なんだろう」と思った人がいて、
その人がふたり、あるいは4人で歌ったり踊ったりしていたから興味が広がって、
少しずつ彼女を知っていく中でその“在り方”に惹かれたから、
そのステージはいとも簡単に僕を虜にしてくれるというか。
何か要領を得ないのでここらでやめておこうかな。
物書き失格レベルで抽象的な表現をした気がするけど、
まぁ伝わらなくて良いので気にしない。どうせ自己満足で書いているし。
僕の顔と“切り口”を知ってくれている人たちなら、何となく理解してくれている気もするし。
「いやいや、ちょっと待て」と。
「いくら気が散っていても、昼夜あったならもう少し覚えているだらう」と。
そんな批判があるかもしれないが、まぁ、申し訳ない。
夜の部は珍しく3列目とかいう至近距離夏織だったので、
ガチ恋しすぎて脳が溶けちまった。
いや、もう、好き。
トーク系のイベントは至近距離に限りますわぁ(毎回引けるとは言ってない)。
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閑話休題。
今回のFCイベントは、
自身にとってはコロナ禍以来初となる「声出しOK」イベントだった。
ただ、ガイドライン的なやつを見ても「過度な」「継続的な」発声は禁止と書いており、
正直言って手探り感が否めないのだろうなぁ…という懸念がある中での開演だった。
…が、会場の声援は僕の予想を遥かに超えるもので、
コロナ以前と全く変わらぬ──というのは誇張にしても──3年のブランクがあるとは微塵も感じさせぬものであった。
というか、やっぱり夏織ちゃんのファンはみんな「経験値」と「練度」が高い。
思えば、「Sunny Spot Story」の時も、
1stライブのくせに、初披露の曲のくせに、会場の雰囲気だけである程度コールの“パターン”みたいなものが仕上がっていたし、
その辺はベテランオトナ声優の成せる業だなぁ、なんてしみじみ思ったり。
20代なのに立派なベテランで、
ベテランなのに最近の若い子と同じ目線で話せちゃう夏織ちゃん、
たまらなく愛おしいよね。好き。
ともあれ、アニソン現場はオタクの歓声があってこそだというのが僕の持論であるからして。
もちろん大前提として、主役はステージ上だし、
運営がわざわざ提示してくれたルールやガイドラインに、これまたわざわざ背く意味も理由もないとは思うけど、
アニソンアーティスト──とりわけ、声優アーティスト──に関しては、壇上と観衆を繋げる声の架け橋ってものは大きな役割を持っているんじゃねぇかな、
っていうのは今日改めて感じた次第。
特にそれを感じたのが、昼夜の最後に披露された「Face to Face」。
新型コロナウイルスが日本に上陸した当時、感染症対策で中止になった“接近”演出も盛り込んだり、
3年ぶりのコール&レスポンスにも関わらず乗り切ってみせた僕らであったり、
失われた時間を取り戻す、とはああいうことを指すのだろうな。
元々、夏織ちゃんとファンの距離感を歌ったような側面の強い曲であるし、
コロナ禍も相まって、その歌詞に込められた意義も一段と重みを増したと言って良いと思う。
あ、8/6(日)のライブ「bouquet」は初の全編生バンドらしい。
俊龍楽曲特有のクッッッサいギターソロ(褒め言葉)をデッッッカい音で浴びたいので、是非とも「Face to Face」やってね。
以上、やっぱり声出せるライブは良いよなって話。
周りの人たちに迷惑をかけない範囲で、
存分に盛り上がっていきましょう。
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とまぁ、起承転結もへったくれもない文章をつらつらと続けてしまった訳だが、
そろそろ擱筆とする前に、最後に少しだけ──ここまで読んでくれた物好きの期待を裏切る、自分語りでも残しておきたい。
「いやお前記事を分けろよ」と思われるかもしれないが、自分語りを単体で書き上げると、後で恥ずかしくなって消すリスクが高まるのだ。
どうせ本音なのだから、できる限り消えないところに載せておきたい。
一人暮らしを初めて、約半年ちょっと。
夏織ちゃんを中心とする多くの「好き」や、その「好き」を共有できる君たちのおかげで、何とかここまでやって来られたと思う。
改めて、ここに大きな感謝を。
夏織ちゃんもオトナになったが、僕らもとっくにオトナだ。
今日の自分は昨日の自分より1日老化しているし、1日寿命に近づいている。
仮に80歳まで生きられるとして、その約1/3は既に終わっている。
最近は人生100年時代なんて言うが、そうだとしてもおよそ3割弱が過ぎている計算になる。
というかそもそも、自分が80年、100年生きられる保証なんてどこにもない。
考え出したらきりがないが──君たちがこれを読んでいる今この瞬間に、僕がまだ生きているという保証さえどこにもない。
未来は誰にもわからない。
だから──という訳でもないが、
「僕はいつまでこうして、『独り身』という自由を謳歌できるのだろう」なんてことをほとんど毎日考えてしまう。
世間が定義する「幸せ」というものは、往々にして束縛と類義語である。
自由を愛する僕に言わせれば、それは耐え難い苦行の連続なのではないかとも思われる。
もちろん「住めば都」という言葉があるように、
それを体感してしまえばなんてことはない──なんてオチも考えられる。
それに、そうした「幸せ」に憧憬が全くないという訳でもない。
ただ、壁際の座席に座らされることすら嫌がるようなオタクが、
「愛」なんて曖昧な幻想だけで、その人生を誰かと分かつことができるのか。
考えても答えは出ないし、やはりその間も時は過ぎていく。
いつかは自由と折り合いをつけなければいけない日が来るであろうことも、薄々感じている。
いや、もう既にそういった段階に片足を踏み入れているはずだ。
未来は誰にもわからない──が、
僕──いや、僕たち──に残されている時間は、多分、僕たちが思っているほど長くない。
だからこそ、僕はまた君たちと笑い合いたいと思う。
いつか、僕が自由を諦めざるを得ない日が来た時に、
いつか、君たちが「幸せ」を選ぶ日が来た時に、
少しでも悔いが残らないように。
とりあえずは8月6日の渋谷でまた会おう。
あ、フォロワーから5月27日に「Carry up!?」公録があるって聞いたが、
某ロックバンドのツアーとガッツリ被っているので欠席する。
それこそ、8月に感想を聞かせて欲しい。
そんな訳で、最近の僕はこんな感じで生きている。
ハムちゃんのことを書く時は不特定多数に向けて媚び媚びしているけど、
たまにはこういうのも悪くないね。
あぁ、本当の最後に1つ付け加えておくと、
別に今日明日から同棲、ましてや結婚する予定なんて微塵もないし、
もし仮に僕の人生がそういう段階に入ったとして、夏織ちゃんを諦めるつもりも毛頭ない。
ヨクバリこそがセーシュンプラン! なんちゃって。
ではまた。
いつか終わる生命を 「美しい」とか「綺麗」で片付けたくない