親・子の片づけマスターインストラクター
片づけ心理学®インストラクターのウラタユウコです。
前回の記事も見てくださってありがとうございます。
家の片づけの難易度、ざっくりランキングを付けてみました。
第3位 人の家
第2位 自分の家
第1位 親の家
第3位の人の家がいちばん客観視しやすい分、やりやすいです。
サポートを依頼してくださる時点で
「片付け始めたい！」
「変わりたい！」という部分はクリアしていること
私をプロとして接してくださっているし、
私も大切なご依頼主として接しているため、
片づけをしている中で、家族ほどぶつかることは少ないこと。
「日々の暮らしが少しでも楽になるように
おうちが好きになるように
理想の生活に近づけるように」
という想いを持ってサポートさせていただいていますが、
暮らしていくのはその家の方なので
私の理想ややり方を押しつけることはありません。
その方がいちばんいい！と思う形になることが目的なので
体はめちゃくちゃ動かしますが
心は割と冷静でいられるのが、人の家の片づけです。
第2位の自分の家の片づけは、
モノに感情、思い出などいろいろ乗っちゃってる分
難しいんですよね。
また、時間の制限もないので
ついつい後回しにしがち
そんなことも含めてある意味自分の心との闘いです。
そして第1位の実家の片づけは
モノへの感情に加えて親子の関係性や相手への期待や歴史などなど、さらにいろんなモノがくっついてきます。
もちろん親子なので
お片づけのプロとクライアント
のような関係で進めていくことはできません。
「片づけよう」
「片づけて」
「整理しよう」
親のことを考えているつもりで伝えるこの言葉が
親にとっては責められているように感じることも。
だから片づけようとすると揉めて、最悪関係性が悪化してしまったりするんですよね。
だから親の家の片づけは最難関
最初のハードルは
親自身が「片づけたい」と思うこと
そこをクリアしない限り子の想いだけで取り掛かることはできません。
みなさんが実家を片づけたい理由はなんですか？
・足の踏み場がなくて困る
・衛生的に心配で行きづらい
・いずれ自分が片づけないといけないと思うと親が元気なうちにできるだけ片づけておいて欲しい
いろいろあると思いますが
今あげたような理由は全て子の立場の理由なので
親にとっては
「知らんがな」
なんですよね。
それを伝えたところで最初のハードル
親自身が「片づけたい」と思うこと
は越えられません。
親にとっての「片づけた方がいい理由」を伝えてあげてくださいね。
私の場合は
歳取ってきたらこれまで通りに動けなくなる
片づけや掃除が行き届かなくなることは当たり前
1人ではやりたくても難しいよ
元気な人でも片づけはプロに依頼する時代やねんから
だから少しでも生活が楽になるように
安心して夫婦で仲良く暮らしていくために
一緒に片づけよ？
と伝えて最初のハードルの
親自身が「片づけたい」と思うこと
をクリアしました。
みなさんの親の家を片づけたい理由はなんですか？
親の立場で考えてみて
それを素直な気持ちで伝えてみてくださいね。
その時、特に片づけにコンプレックスを持っている方ほど
責められてるように感じて反発されることがあります（涙）
ほんと難しい親の家のお片づけ
ただ、親の気持ちが整っていないのに片づけ始めることはやめておきましょうね。
あくまでもそこに住むのは親なので。
気持ちが整うのを待ちましょう。
でもね、ただ指をくわえて待っている訳にもいきません。
片づけた方がいい理由を伝える以前にも
実は親が片づけをしようと思ってもらえるような
種まきをしておりました。
その種まきの内容は長くなったのでまた別の機会に
親の家の片づけに関して
こんな風に取り組めるようになったのは
親・子の片づけインストラクターを学んだおかげだと思っています。
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