時系列オッズを使ってインサイダー投票を見つけるプログラムを作っています。

https://twitter.com/tigerodds

の方でレース開催日の朝にオッズチャートを不定期に発表していますので、

時系列オッズ解析に興味のある方は参考にしてください。

このオッズチャートは金融工学を勉強して横軸にリスク、縦軸にリターンをとり、

オッズと成績により1Rごとに馬番をグラフにプロットしています。

リターンが大きく、リスクが少ない馬番をこのグラフで探せば良いと思っていたのですが、

なかなか競馬予想界は甘くない。

単純にグラフの左上にくる馬番を買えば儲かると思っていたのですが、その成績は最悪です。

それはなぜか?朝にインサイダー投票があるためです。

馬券に絡む馬は総じてリスクが少なく、リターンも少なく出てしまうのです。

私のポートフォリオの作り方がまだ甘いのも原因の一つですが明らかに馬券に絡む

馬の期待値が朝のオッズでは低く出てしまっています。

 

さてグラフの説明ですが、

斜めに3本線の直線があります。

3本の中で真ん中の線が、実力とオッズが平均的に釣り合っている場合の線です。

上の線が実力よりも売れていない線、下の線が実力よりも売れすぎている線になります。

そして横軸に期待値1.0の黄色の線があります。

 

1日分を調べると分かりますが、3着以内に来る馬のほとんどが、

真ん中の直線より下にあります。つまり予測された実力よりもよく売れているということ。

そして、期待値1.0の横の線よりも下に有ることが多いのです。

この市場のプレイヤーが実力のある馬を買っているということです。

 

これでは、このポートフォリオを使って回収率100%を超えるのは、難しいです。

市場がかなり渋いので、しかし、回収率95%ぐらいはいけそうな方法を見つけました。

図に書いておきましたのでご覧ください。

 

 

 

お正月にお勧めする競馬予測勉強のための本