先日の造影CT検査ですが
目的は気管の近くにある太い血管とカニューレの距離を調べるためでした。
血管とカニューレが近い場合、強い緊張や吸引の刺激、体制を変えたりした時の刺激で少しずつ擦れて粘膜が傷つきそこから大出血してしまう可能性がある。
現状把握のための検査でした。
結果は見事に的中。
真隣にカニューレの先端がありました。
ただでさえ緊張の強いひよさん。
今のところ、残念ながら緊張が和らいだ様な感じはなく
このままでは危険だという事になりました。
最初は首に当ててるガーゼを2枚にして少しカニューレを浮かせて血管との距離を離す方向になってたけど
それとは別に
手術後、ごっくんが減っていて嚥下が前ほどできなくなっていて
唾液の垂れ込みがあるからゼロゼロが多く吸引も頻回になっているのでは?という所にも行き着きました。
嚥下の方は経口摂取をやめているし
カニューレの違和感から嚥下の感覚が掴めなくなってる可能性もあって一時的なものならいいんだけど
それでも垂れ込みがある以上、今はこのままにしておくわけにもいかず。
急遽カフ付きのカニューレに交換になりました。
カフ付きのカニューレだと今つけてるカニューレよりも管の長さが1センチ位短くなるので
血管との距離がとれるし
それにプラスゼロゼロ多く溢れ出るのでガーゼも交換が頻回だからと、シリコンのパッドを使ってみる事になりました。
厚みもそこそこあるのでカニューレも浮かせられて、より血管から遠ざけられるので
カニューレと血管との位置関係の問題はクリアできたんじゃないかってなってます。
土日なので、週明けにまた造影CT検査することになりました。
カフ付きカニューレにして今日1日様子を見てましたが、確かにspo2はよくなりました。
吸引も前よりは少なくなったかなー?という印象。
それでもまだまだ多いけどね(´・_・`)
交換したばっかだからまだハッキリとはいえないけど。
徐々に落ち着いていけばいいけどなぁ。
一筋縄ではいかないひよさん。
カフ付きカニューレのUPはこんな感じ
これ邪魔だなーとは思うけど
慣れるかなぁ。
そして、本来ガーゼがある部分にある
透明のやつがシリコンのパッドです。
これはバンド交換の時や汚れが酷い時に
クレンズで拭いてケアします。
交換は1カ月に1回でいいそう。
半透明だから角度によって穴がうっすら見えるのが難点(>_<)
でも触った感じは柔らかくて気持ちいいので
ひよの肌への刺激は大丈夫そう!
カニューレは短くなったし、カフ付きとはいえ、絶対抜けないわけではないので
慎重にケアしていかないとです。
普段のゼロゼロが多く吸引が頻回で大変というのもあるけど
バンド交換の時にカニューレを抑えると
刺激でゴホゴホ本当すごくて、口から気切から溢れて溢れて顔真っ赤にして苦しそうなのが辛い(>_<)
看護師さんによってはマメに吸引したり
吸引せずに一気に交換してから吸引したりとバラバラでどうしようかなと考え中。
できるだけ苦しい想いはさせたくないから
吸引すぐしてあげたいけど
その分交換の時間が長くなって苦しい時間が長くなるのも嫌。
みなさんどーしてますか?
一人で交換しなきゃいけない時は吸引の用意すらしてるヒマはないんだろうけど...
練習あるのみですかね(´・_・`)
おまけ
アルコール綿の空箱を被り
いらっしゃいませーのゆいさん。
(ファーストフード店員さん)