経口補水液の作り方その1!基本編
脱水症状には、ただ水を飲むだけじゃなく
体内から失われた成分を補充できる、経口補水液がおすすめ!
市販ではOS-1(オーエスワン)という経口補水液が売られているけど
ちょっとお高いのね^^;
毎日飲むなら、手作りが安くてお手軽^^
材料の糖分を、気にする方もいますが、大丈夫!
脱水症状には、むしろ糖分と塩分は必要な栄養素。
経口補水液で摂取する程度なら、肥満の心配はありませんよ。
経口補水液は、体内に効率的に、吸収されやすいように、
ナトリウムイオン+ブドウ糖+水が、一定の割合で含まれています。
体内への吸収しやすさから、「飲む点滴」とも言われます。
作り方は簡単なので、子供でも作れます。
分量もわかりやすいので、早速作ってみよう(๑˃̵ᴗ˂̵)و
まずは、一番基本となる作り方。
経口補水液の材料と作り方
用意するものはこれだけ~w
500ml ペットボトル 1本分
・水 500ml
・砂糖 大さじ2杯
・塩 小さじ1/4杯
※ 計量スプーンがなければ、自宅にあるスプーンで大丈夫です。
大さじは、カレースプーンくらい
小さじは、ティースプーンくらい
※ 小さじ1/4は ひとつまみ程度
(親指、人差し指、中指の指3本でつまんだくらい)
作り方は材料を混ぜるだけ^^
できたら、味見してみてね。
たぶん・・・「うすいっ!」「まずいっ!」
と感じると思う。。。
レモン、カボスなどの、柑橘系の果汁(クエン酸)を、
大さじ1~2杯加えてみて。
(ポッカレモンのようなもので十分!)
クエン酸を加えると、おいしく、飲みやすいだけではなく、
疲労回復効果と吸収速度も上がります。
クエン酸がないときは、塩を少し多めにすると
飲みやすくなるよ。
塩分を摂り過ぎるのではないか?
と心配しなくても、大丈夫。
大量に汗をかいたり、下痢をしてるときなど
脱水症状になりそうな状態では、
体内では、供給よりも排出の方が多く
塩分不足になってしまうの。
そのため、一時的に多めに摂取しても
気にしなくても大丈夫。(´▽`*)
必要以上摂取した場合は、体外に排出されます。
高血圧などで、塩分制限がある場合には
塩よりも、クエン酸を補充するようにしてくださいね。
経口補水液 オススメはハチミツレモン味
経口補水液は、砂糖をハチミツに変えると
より吸収がよくなるよ。
砂糖をハチミツにかえて作ってみて。
※1歳未満の乳児にはハチミツは禁止!!。
その場合は、砂糖で作ることをおすすめします。
ハチミツは砂糖よりも、甘さを感じやすいため
分量は砂糖の半量~1/3程度が目安。
ハチミツは、水に溶けづらいため
少量のぬるま湯に溶かしてから、水に混ぜてね。
レモンをハチミツに漬けて、ハチミツレモンを作っておくと
水にそのまま溶けるので、便利。
ハチミツレモンと塩を水に入れて
よく振るだけで、簡単にできます。
ハチミが砂糖よりも良い理由とは? その1
経口補水液には、砂糖よりも、ハチミツが良いのは、
吸収されるスピードが違うからなの。
ハチミツの成分は、主に単糖類でできています。
主成分はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)
体内に入ってから、分解しなくても体内に吸収される
糖類で、構成されています。
一方、砂糖は、二糖類からできています。
主な成分はショ糖(スクロース)なのですが、
ショ糖はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)
2つの成分が結合して、できているため、
一度分解してから吸収されます。
つまり、体に負担をかけずに、素早く吸収されるので
砂糖よりも、ハチミツの方がおすすめなのです。
ハチミが砂糖よりも良い理由とは? その2
ハチミツなら、ほかにも良いことがいっぱい!
何よりも、 カロリーが低いのが嬉しい(*´艸`*)。
ハチミツは、白砂糖の1/3くらい(約の60%)のカロリーです。
天然の栄養素を、たくさん含んでいます。
ハチミツには、ビタミンが豊富
ビタミンB1・B6・C、ナイアシン、葉酸、パントテン酸など
ミネラルも豊富
鉄分、カルシウム、カリウムなど、ミネラルや
他にも、様々な栄養が豊富に含まれます。
ハチミツには、強い殺菌・抗菌力があります。
経口補水液は、ボトルに入れて
直接口をつけて飲むことが多いので
菌の繁殖を抑える効果も、期待できます。
ぜひ、ハチミツで作ってみてくださいね。
経口補水液の保管方法と注意事項
経口補水液、日持ちしません。。( ノД`)シクシク…
作ったら、その日のうちに飲んでね。
面倒でも、作りおきせずに
その日の分ずつ、こまめに作りましょう(;´・ω・)。
★熱中症にかからないために、水分をこまめに。。というけれど
水だけでは、熱中症になるんです!!
大量に水だけを飲むと電解質のバランスが崩れ
体調不良になってしまいます。
大事なのは塩分と糖分なのね(´ー`*)ウンウン
上手に水分補給して、脱水症状を作らないようにしましょう^^