Architecture | 笑顔とやる気の伝導師 鴇田くに奨学基金ビヨンドXプロジェクト早川学校のブログ

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鴇田くに奨学基金ビヨンドXプロジェクトのブログを改題しました。ビヨンドXのXは、人により様々です。
エンカレッジ、エンラージ、エンジョイがこの事業の合言葉です。
運営母体:一般社団法人鴇田くに奨学基金ビヨンドXプロジェクト早川学校

Seattleからこんばんは。

Midterm、中間試験が全て終わり睡眠不足生活からようやく解放された今日です。なかなか更新出来ずごめんなさい。

私は現在4つの授業を履修しております。(日本で4つのクラスと聞くと少な過ぎるイメージを抱くと思いますが、アメリカの大学では1つの授業が毎日あったり週2回各3時間だったりと日本の大学システムと大きく異なります。4つ授業を履修していると言うと、(履修の平均は3クラスなので)必ず返事が「え!?!?取り過ぎ!ヤバイね」という答えです笑)その4つの内の一つが建築学です。何故国際関係専攻の私が建築学を履修しているかというと、
① 日本に居た時からずっと建築に興味がありましたが、私が在籍している大学には建築学がなく「ワシントン大学が最初で最後のチャンスだ!」と感じたから。

② 大学のキャンパスがあまりに美し過ぎるため建築を学ばずにはいられない、欲が溢れ出したから。
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こんなに美しい環境の下勉強していたら、自然と建築学が学びたくなる理由がお分かりいただけますでしょうか。

また学べば学ぶ程、(一見すると国際関係学と建築学は別のもののように聞こえますが)実は凄く深い結びつきがある事に気がつきました。4年間international relationshipを「現在」から過去に対して見て来ました。つまりベクトルの矢印が今現在から昔に向かって伸びている(過去←現在)矢印の方向なのです。 しかし建築学を学ぶ事で、今の国際関係がどのように形成されているのかを建造物の背後にある歴史から考える事が可能となったのです。つまりベクトルが真逆(過去から現在に→ 伸びています)で、新しい観点から物事を判断出来るようになりました。これは今までにない新たな発見で、考え方や考察の仕方を180度転換して学びを深めるという事の面白さ、そして新鮮さに感動しています。国際関係学専攻の私が建築学を履修した意味はここにあるのかな、と思っています。

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ノートの一部です。お恥ずかしいですが添付しますね。

所で私は未だにSeattleの交通ルールについて理解が出来ません… 例えば車のナンバープレートを2枚付けなくてよく、車の後ろだけで良いというルール。赤信号でも右折は許可される。等 アメリカは州によってルールも異なるようですが、広過ぎる国って何事も統括するのが困難なのだなと感じます。交通ルールも複雑でSeattleに住んで半年近くが経ちますが未だにビックリする事が頻繁にあります。だからこそ異国に住むというのは毎日が学びで新しい発見で楽しいのかもしれませんね。

この間host motherにbanana breadの作り方を教えてもらい初めて自分で作ってみました。レシピの最大の難関が単位… アメリカと日本では事あるごとに単位が異なるので料理の際だけでなく日頃の生活からかなり困っています。身長、体重、距離、気温、靴や服のサイズ、等 初めてだったのでちゃんと出来るか不安でしたがなんとか美味しく出来ました。しかしやはりindependenceを大事にする国アメリカでは、初めてだろうとmotherが「はい、じゃあ頑張ってね!何か質問があれば私の部屋に聞きに来て」と。何回彼女の部屋に質問に行ったか分からない位細かい事も聞きに行きましたが、この彼女の態度からしてもやっぱりこの国の国民性ってこういう何気ない生活の中から生まれてくるんだなぁとつくづく感じました。アメリカでは赤ちゃんや幼児でも部屋を別にする程、小さい頃から「独立」を大切にする文化が根付いていると感じました。

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さてさて、この間ワシントン大学が有している森にあるcabinに宿泊して来ました。何故かと言いますと私は今学期また一つ新しいprogramに応募して全ての審査を通過し無事メンバーとなる事が出来たのです。そのprogram, Unite UWは現地生と留学生が半分半分の割合で共に異文化、他国理解を深めるという趣旨のもと形成されました。memberは全員funding/ scholarshipを大学から頂く事ができ様々な活動を通じて交流し、今日のグローバル化に伴う(人種racial, 宗教religious, 性別gender等の差別や偏見の無い) global citizenを目指すのです。このcabinでは何事も様々な国からの学生と共に一つ屋根の下で宿泊し、同じタイムスケジュール、同じ食を共にし、新しい学びや発見を沢山経験しました。またcabinには時計がなく、出来るだけスマートフォンを持たないよう言われていたので、大自然の中でのゆっくりとした時間の流れを肌で感じながら生活する事が出来ました。写真添付致します。

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留学生活もゴールが見えてきて、気持ちに焦りや寂しさが溢れ出してきます。出来るだけ出来るだけもっともっと学びたい、経験したい、何か出来ることはないか? いつもこの事を考えて行動しています。興味関心があらゆる分野に多岐に渡って広がっている私は、この留学を通じて更に学びに対する欲が、意識が高まりました。自分の置かれているこの環境に心から感謝しています。ありがとうございます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。また更新いたします。

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