一時期、自粛ブームが吹き荒れていましたよね。イベントは自粛、花見は自粛、お祭りは自粛・・・・・・・なんでも右にならえの日本人。ただでさえ行き詰っている経済活動に追い打ちをかけようというのか・・・・・経済活動を行うことこそ、企業や個人にも利潤が行きわたり、政府にも税収が増え、それが被災地への復興を早めるのではないかと考えていました。

花見やお祭り、イベントで遊ぶ金があったら、それは被災地に回すべきという意見も聞かれましたが、それはそれ、これはこれ、ということで、被災地への支援は支援。個人の経済活動は経済活動ということで別個に考えなければいけない。だからこそ私は行き過ぎた自粛は反対だと申してきました

しかし、ここのところ、自粛反対の声が高まってくると共に、それまで黙っていた方までもが「自粛反対」と声高に叫び出すではないですか。それならもっと早く言えばいいのに。何だか自粛叩きぐらいに勢いづいてるように見えます

でもねえ、被災地に義援金を贈るわけでもなく、ボランティアで現地に行くのでもなく、特に復興に対して行動や活動もせず、深い考えもないのに、飲みたい!イベントしたい!自粛反対というのもどうかと思うのですよねえ。

行き過ぎた自粛はいけません。経済活動をして国全体のことを考えなければいけないと共に、被災地で現在、困窮している人たちにできることをしたり、考えたりすることも大事だと思うのですよね。

バランス感覚が大事です

震災、原発、経済的低迷・・・・・・その他諸々の諸問題を抱えています。これを乗り切るには日本人一丸となっていかないと。今こそ他者を思いやる気持ちを忘れずに国を勃興させていくことも考えないとね