荒川区を紹介する冊子「あらかわらいふ」を作ろうという活動の第三回目の会議です。第一回、第二回と生涯学習センター内にあるふらっとフラットを使用していましたが、毎日オープンするわけでもなく、7月からは他の利用者がいるということで、町屋に近いアクロス荒川のフリースペースを利用して会議を行いました。

街中避暑地に指定されているのですが、人が多いせいか蒸し暑かった…他の団体も幾つか集まって打ち合わせされているようで、このフリースペースがいい感じで利用されていることがわかります。会議の冒頭で、我々の活動が荒川区の社会教育団体に登録したことを報告いたしました。

雑誌編集に関して大元のカテゴリーを決めてしまって、そこからさまざまな分野のカテゴリーを派生させていこうということで、大元のカテゴリーを決めることから着手しました。歴史、お祭り、産業、飲食、福祉、銭湯・・・・・・とりあえず思い浮かぶものをすべて羅列してみて、のちに統合したり、ジャンル分けをすることにしました。今回で決まりではありませんが様々なカテゴリーを決めてみました

この週末に伝統工芸展があったので、そこに参加された方々にご挨拶や、取材をするためにみんなで参加しようという話を進めたり、増子さんが伝統工芸用、浅野さんが史跡用の取材票を作成したこと、使用の仕方などをお話ししました。また団体の名刺につきましても話を進めることが出来ました

ホームページにつきましては会の紹介をするホームページに、みんなで更新できるブログなどをリンクさせていく話などいろいろと出ました。青木さんが作成した予算案なども検討することが出来ました。こうして立ち上げからの懸案が少しずつ決まっていくのも嬉しく思います。基本的なことを決めてしまって、実践の活動にドンドンとシフトしていきたいと思います

社会教育団体は営利活動ができないことになっている。「あらかわらいふ」冊子の販売が営利活動にならないか?という質問がありました

私の法人を通じて販売しても構わないという話を会議でしましたが、そもそも売り上げを個人に分配せずに団体運営費用に充てる場合は営利というか?社会教育団体としての承認の条件として独自財源という項目があるので、財源確保のための販売がどの程度認められるか区に問い合わせしてみても良いですね。ちなみにNPO法人は給与を支払っても、役員報酬(人数に制限あり)を支払っても利益を分配しなければ営利にはなりません。どうなんでしょうね?

「コミカレの延長上」、「冊子を作るだけ」のつもりで参加したのに話がどんどん大きくなってきてついていけないという話も出ました。

やはりきちんとした活動をするのであれば、こちらもきちんとした体裁を整える必要があります。もっとラフなサークル活動のような形でも良いのですが、やるからには地域、社会に貢献できるきちっとしたものがしたいので、こちらもきちっとした団体の形を整えようと考えています

全員が全員、運営に携わる必要はないし、全員が全員、記事を書いたり、素晴らしい写真を撮ったり、HTMLを駆使してホームページを制作するなどスーパーマンでなくても良いのです。自分の使える時間内で、自分のできる範囲で参加してもらえれば良いと思います。運営に長じている人もいれば、写真が上手な人、ITに詳しい人など役割分担ができると思います。私だって歴史の記事を書けば止まりませんが、福祉の記事を書けと言われれば悩んでしまいます。皆さんの特技を生かしていきましょう

「あらかわらいふ」を作ることで結成した集まりですが、「あらかわらいふ」が決してゴールではないと思います。コミカレもそうですが社会活動、地域活動を充実させていくことが目的であると思いますので、「あらかわらいふ」を作るのもそうなのですが、荒川区検定をやってみようとか、荒川区のコミュニティカフェを運営してみようとか話が進んでいくことを願っています

第4回目の会議は7月19日(火)生涯学習センターの会議室を予定しています