誕生しました♡ | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

※妊娠・出産に関する記事になりますので、お辛い方はスルーしてくださいね。






ご報告遅れましたが


7月19日 AM2:17。


2930gの女の子を出産いたしました



ひさ君の妹ちゃんです


前回の記事では、長男であるひさ君が産まれた週数に近づいているのにも関わらず、何の前兆もないアセアセ


という感じでしたが。。。



何となく迎える数日前から前駆陣痛っぽいのはあるし(特に夜中)、


赤ちゃん降りてきてるのか
さらにトイレが頻繁になるし(特に夜中)、


ふくらはぎがとにかくムズムズ、重だるくて不快っていう

むずむず脚症候群』

らしきものに悩まされ(眠る時には必ず)、


ココ何日か夜間不眠状態が続きました


そして相変わらずの腹部掻痒感


夜はひとりイライラ


もう、何度「早く出てきて〜
と思ったかわかりません


黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま


そんなこんなで結局迎えた検診日
(ここからは出産レポートですにやり


7月18日。
38w2d。


ひさ君が産まれたのも38w2dだけど、この調子だとまだ先かな??と思っていました。


「そー言えばまだガリガリくん(ひさ君の時は食べた後に陣痛がきました)を食べてない!」
と思い、食べてから病院受診することに



また今回も診察前にNSTを受けましたが、
「そんなに張りはなく、赤ちゃんも元気ですね〜。」
と言われただけ


祝日なのもあって、いつもと違う若い女医さんでしたが…


「赤ちゃん下がってはいるけど、まだエコーで顔が見えてますね。
子宮口も1cmしか開いてないので、歩いたりして張りやすくした方がいいかも?」


と言われました。


そして、
「変わったことは??」
と聞かれたので、 


「とにかく、むずむず脚症候群が不快で眠れないです。」
と訴えたのですが


臨月だから仕方ないみたいな感じの
「そうですか〜。」
という返事しかもらえず
(まぁ、こればっかりは出産しないと治らないそうですが


ベビさんの体重は3200g位と言われたので、次の検診までには生まれてくれたらいいのになぁ〜と思いながら、また1週後の検診予約を取って帰宅しましたショボーン



半日仕事を終えた旦那さんから電話があり、
「今日はラーメンが食べたい気分
と。


昼ご飯はラーメン屋さんまで歩き、帰りは少し遠くの商店街まで歩いて日用品を購入。


暑い中お腹は張るし、坂道なんかは特に

「しんどいよー

と嘆きながら帰宅しました



さすがに疲れて、旦那さんが作ってくれたコーラフロートを飲んでひと休み。。。


何日間か続いた不眠もあり、TVを見ながら
「ちょっと昼寝するわ〜。」
と横になって体勢を整えた途端…
(なんとなく16時前から20分間隔位で張りがきているような感じはしてました



生温かいものがブワッと溢れるのを感じました。(16:40頃)


「えっなんか出た


と、一瞬にして起き上がる私



血だらけになっている姿を見て、一緒にTVを見ていた旦那さんもパニック


動くとさらに血がドバッと出てきました


破水


とにかく病院へすぐ電話してくれた旦那さん


途中で電話を変わって、 今の状況を説明し、

「破水だと入院になりますので、準備をしてすぐいらしてください。」

ということでした。



とりあえず、パパッと着替えて荷物を持ってタクシーに乗り込む私達
(汚さないようにバスタオルを敷いて…)


ただ事ではない状況に、飼い猫もウロウロ落ち着かない様子でした



17:10頃到着。
時間外なので救急外来入り口へ。


すぐに事務員さんが車イスを用意して、産科病棟に送ってくれました。


ちょうど、日勤の仕事を終えた助産師さん達が帰って行くところで。。


その時は、 
(あぁ、もうそんな時間か〜。
今回は人手の少ない時間帯に当たったな〜。)
なんて悠長に考えてましたが、


すぐさま助産師さんに連れられて、内診台へ


子宮口は3cm。


当直であろう若い男の先生に、破水ではなく子宮からの出血だと言われました。


(あんなに出たのに破水じゃないって…ガーン


胎盤や羊水に問題はないとのこと。


そして内診グリグリされ、とっても痛かったです
(黙って何すんねん、この医者!と心の中で悪態をついてしまいました



そして、陣痛室で待機することに。


18時に夕食が運ばれてきて、食べている最中にお腹の張りが定期的にやってきました
(旦那さんも夕飯を食べに一旦外出)


本陣痛が始まったようです


まだ我慢できる痛みの最中、

「腹部エコーさせてください。
モニターを見てると赤ちゃんの動きが弱ってる気がして…。」

とさっきの先生。


え、怖いこと言わないでよーガーン


とドキドキしましたが、ちょっと見ただけで

「うん、赤ちゃんは大丈夫ですね。」

と。


ホッとして再び待機。。。


旦那さんが戻ってきた頃には陣痛の痛みもやや増強しだして、そこからしばらく陣痛との戦いが始まりました



いつのまにか出血は止まっていて…

 
赤ちゃんが下りてきたことで、子宮の入り口が塞がれた為だそうです(頭が蓋の役割)。


経産婦だから子宮口の開きは早いだろうと思っていたけど、案外進まず…


ひさ君と同じ週数、そして海の日である今日中に生まれるのは無理だな…と諦めました。



日にちをまたいで7/19 AM0時過ぎにやっと子宮口5cm。


まだそんなもん


と思いましたが、
そこから進むのは意外と早く。

1時には3〜5分間隔、子宮口8cm。


「動けるうちに分娩室へ行きましょう。」

と、1時半過ぎに分娩台へ。


ひさ君の時は分娩台へ上がった途端、いきんでよし!だったので3回ほどいきんだら出てきてくれたけど…
今回はGO!サインがなかなか出ない


いきみたくて仕方ないのに、

早くしてまだ滝汗

という感じ。


旦那さんが滅菌ガウンを着させられ、Drコールを鳴らすようお願いされていたのを見て、

「やっといきめる笑い泣き

と思いました。


先生が到着したので、合図とともにいきみ開始。


こっちも体力の限界で力が入らなかったけど、とにかく必死にいきむ


5回位いきんだあたりで、
頭は見えたけど羊膜で包まれた状態とのこと。。


「次のいきみで破りますね〜。」

と言われたけど、こっちはそれどころじゃありませんガーン


気にせずいきんだ瞬間、羊水が流れ出るのを感じました。


そこから2回いきんで、

ニュルルンッ

と、赤ちゃん誕生。
(またしても切られてしまいましたが


出てきた瞬時から

「おぎゃー

と、元気な声を聞かせてくれて
とっても安心しました。



元気に生まれてきてくれてありがとう


ママとパパの間に生まれてきてくれたかけがえのない命、尊い命は一生大切に守っていくからね




ひさ君がずっと見守っていてくれたのかな??


ありがとう、ひさ君。


お兄ちゃんになれたんだね。


可愛い妹がこの世に誕生してくれたよ


ひさ君のこと、ちゃんとお兄ちゃんにしてあげたかったからママはとっても嬉しいです


ひさ君、これからはママとパパ、そして妹ちゃんの3人のことをお空から見守っていてね






長くなってしまいました


ひさ君の病気のこともあって、妊娠中は不安になることも多々あり…。

そんな中、応援や励ましの言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました


その後の続きは、次回に。



以上、
ご報告&出産レポでした。。。