昨日、12月1日は命日で、ひさくんの三回忌でした。
(雨予報でしたが、朝目覚めると晴れ間が出ていて、今年もひさくんの名前の通りになりました)
この日が近づくと去年のようにズシンと心が重たくなることが多かったです
2年前の11月は、出口の見えない暗闇の中を歩いているような毎日だったから。
あの頃の気持ちを思い出すだけで涙が出て、、、
もう2年と思う日もあったけど、この時はまだ2年しか経ってないんだなと感じさせられました
妹、さとちゃんの育児をしているからか、ひさくんを思い出して去年より涙が出るという旦那さん。
わかる
ひさくんにはしてあげられなかったことが沢山あるから…
先月21日に、3ヶ月検診で保健センターに行ってきましたが、集まっている赤ちゃんたちを見て、ひさくんが病気で苦しんで、家族みんな辛かった時に、世間では平和にこんなことが行われてたんだ…って悲しい気持ちになりました。
今でも日本中、世界中に病と闘い検診どころではない赤ちゃんがどれほどいるのだろう…
検診の合間にそんなことを考えていました
さとちゃんは今4ヶ月。
4ヶ月のひさくんは生死をさまよいながら必死に生きようとしていた。
人工呼吸器に繋がれて。
毎日輸血をして。
何度も痛い目にあって…
キャッキャと笑うさとちゃんを見ていると、いつも苦しい顔をしていたひさくんを思い出し、
ギャンギャン泣くさとちゃんを見て、思いっきり声を出して泣くことも涙を流すこともできなかったひさくんを思い出し、
色んなことを比較してしまって涙が出ます。
ごめんねの気持ちと後悔ばかり…。
どうしてひさくんだったのかな。
どうして元気に産んであげられなかったのかな。
ひさくんがここにいてくれるだけで幸せだったはずなのに。。。
先日、関西のTVで6年前に弟を亡くしたというお兄ちゃんが取り上げられていて。
(TVタイトルからして泣けてきた)
これまではママの前でも泣くのを我慢していたお兄ちゃんだったけど…
闘病の末、亡くなってしまった当時2歳の弟くんを想って、話し出すと我慢していた涙が止まらなくなったお兄ちゃん。
『時間なんて、関係ない。
確かに、時間が経てば、気持ちも変わる。
辛さも、和らいでく。
でも、それでも、時間なんて関係ない。
泣きたいときは思いっきり泣いたらいいんやで。』
っていう某キャスターさんの言葉…
ほっとしました。
いつまでも引きずっていたらダメなんだろうなと思ったりすることもあったけど。。。
そして、最後にお兄ちゃんが言った言葉。
(TV取材を受けて)
「久しぶりにお母さんが泣くのを見た。
でも、泣いても良いと思う。
泣いても、悪いことはない。」
なんかジーンときてしまいました。
さとちゃんの前ではきっと涙を我慢してしまうだろうから、、、
そんな風に思ってくれる日もくるのかな、さとちゃん。
『大事な人を亡くした悲しみは癒されることなどあり得ない。
その人と共に生きる覚悟だけ。
悲しみが大きいのは、その人を大切に思う気持ちの大きさ。
いっぱい泣いて、大切に思う気持ちを忘れないでいてあげてほしい。
この男の子の心は弟さんとずっとつながるはず。』
有難いお言葉に、私も救われたような気持ちになりました
昨日、12月1日の朝は6時頃、さとちゃんの授乳を終えてから眠れなくなりました。
6時頃と言えば、病院に呼び出され到着した時間。
「ひさくん、待って。待って。
逝かないで。」
と死にものぐるいで駆けつけたこと。
グルグルと思い出して、涙が止まりませんでした。
少し落ち着いた後、ひさくんのお仏壇の前へ行き、お線香をあげ、お仏壇を綺麗にして…
ひさくん、今年はお友達とたくさんお空で遊べたかな
お空の様子が覗けたらいいのに…
ひさくんのおかげで知り合えた天使ママさんたち。
おかげさまで気持ちが前向きになれたし、支えになっている日々に感謝
その中で、今年知り合い、仲良くしていただいている天使ママさんのお一人から、命日にお花が届きました
びっくりすると同時に、温かいメッセージに涙が溢れました
ありがとう
心遣いと覚えていてくれたことに凄く嬉しかったです。
早速ひさくんのところに飾らせていただきました
ひさくんがお空の上で笑ってくれてますように
愛しているよ、ひさくん