半分、青い、シグナル、未解決事件の女、コンフィデンスマンJPなど他のドラマも結構見ていますよ?

ただハマりやすい性格なので、見ての通りただいま「おっさんずラブ廃人」と化していまして、「今日は何時から何時までOLについて考えない」と決めてかからないと仕事さえも手につかない状態ですっかりおビョーキです。

なので短く「シグナル」「コンフィデンスマンJP」の感想など。

 

 

韓国ドラマ原作ということで世界観は持ち越し、終始ダークめな色味に寄った画像で一層悲壮感を漂わせながらストーリーは進んでいきます。

 

すごいのが時間を超えたトランシーバーを軸に展開していくのに、ごちゃごちゃにならずに2つの世界が並行していること。

未来が変わるたびに字が震えだして、結果が変わったことを表していくのはいいですね。字が生きているみたいで怖さがあります。

ただもう黒幕や全貌はゆっくりと形を成し始めてきて、これからは大きなどんでん返しはなさそう(だけどしかし相手はカンテレ)。

大山がどうなったかを健人は知り、そこを変えられるのか・・・でしょうか。

 

 

リタイヤしていた「西郷どん」ですが、奄美編になりガゼン見だしました。

テロップが難解とか言われていますが、いやそれは最初の薩摩弁からそうだったでしょ。

 

 

自然美の美しさと、とぅみ(愛加那)演じる二階堂ふみちゃんの意志が強いけれどけなげな感じがいいっ。

沖縄民族に近い奄美の神秘的な感じもよく出ているし、さすが「精霊の守人」のNHKと思いながら異世界のような世界観にうっとりしちゃいました。

吉之助に告白するシーンもすごく良かったねー。最近西郷どんが嫌いになってたけど(笑)、今週はカッコよかった。うん。

 

 
初回の評価を高くつけていたのでずっと見ていたんですけど・・・私の中で出オチ感があったのは「おっさんずラブ」より実はこっちで、ちょっとここ数回見た感想としては停滞気味でした(^^;)
肩透かし感がある回が何度か続き、今週もそう思いながら見始めたんですが今週はよかった!
 
 
資産家の遺産を巡り、家族に成りすまして戦々恐々の4人の詐欺師たち。
ところがふたを開けてみたら・・・
東出昌大扮するボクちゃんの清涼感ったらない。ダー子のわっるい女感もあってますます透明度アップ。
ボクちゃん詐欺師じゃないんじゃね?という見方もなきにしもあらず(笑)。
しかし長澤まさみのエロ婆あがまた見られたし、本当に女優として吹っ切っててここまでコメディエンヌとは思わなかった!! 可愛いし小狡いし最高!
個人的にあんだって?!(ⓒ志村けん)」が好きです!
何度も見返した!
 
 
実はラストはね、泣いちゃいました。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
血がつながっていたって理解してもらえなかったり憎み合ったり、家族だって何が正しい形なのか生きていてもわかってはいない。
でもかりそめの家族だったけど「おはよう」と食卓に集まり一緒に食事をして、今日の出来事を話したり、体調を気遣ったり。
そして逆にダー子もボクちゃんも、詐欺師として個々生きているけれどきっと家族があったはずだ。
なにがどうなってこんな職業に堕ちていったか分からないけれど、「ただいま」と帰る家があり「おかえり」と迎える親がいたはずだ。
偽名でも誰かが娘のように名前を呼び、息子のように手を握る、そんなひとときは嘘でも暖かい温度に包まれていたに違いない。
人生なんてエンターテインメント。だからきっと偽の家族だって楽しめば本物に勝るのかもしれない。
血とか家とか縛られないで、きっともっと単純にシアワセな居心地があるならそこが家であり家族になりうるのかもね。
ということで、泣けた。