コンディショニングトレーナーの石川智英です。

中学野球、高校野球も3年生の引退が近づいて来ましたね。

息子の仁さんが所属している府中ボーイズも3年生が引退して、仁さんが最上学年になりました。

仁さんが府中ボーイズの最上学年になったイメージが湧きませんが、、てへぺろ

最上学年になって、張り切る選手もいると思いますが、一緒懸命やり過ぎて疲労が溜まっていることに気づかず、結果、怪我をする選手も少なくありません。

また、肘、肩を痛める投げ方だからフォームを変える選手もいるかと思います。

ここが動かない(硬い)、使えないからこのフォームになってしまう、、

フォームを変えようとしても、ここが動かないからこのフォームで投げられない、、

フォームを変える前に一度、身体の使い方を見直してみてはどうだろうか?

肘の張りは肩甲骨を疑う、、
体の連鎖がなければ不調や崩れたフォームになって現れる、、、

投げる動作で肩甲骨の動きが非常に大切な役割をします。

肩甲骨の動きが低下した状態で投球すると、必ず肘に張りが生まれ、次に肩そのものを痛めます。

背中の硬さが肩甲骨の動作を低下させる大きな原因となっていることが多々あります。

是非、ウォーミングアップに取り入れてもらいたい動作を紹介します。


①キャット・肩甲骨開閉(動画の最初で猫のような動きの所です)
主な効能
背骨の柔軟性の向上、甲状腺と上皮小体を刺激、腰の痛みを軽減など、、

②けのび(動画の両手で床を押しながらお尻をあげる所)
主な効能
肩の柔軟性向上、ふくらはぎ、アキレス腱、骨盤、肩甲骨の柔軟性向上、、
体幹、腕、ハムストリング、大腿四頭筋の強化など、、

今回は背中の柔軟性をあげたいので、膝を伸ばして、ハムストリングを伸ばすことはあまり意識せずに、両手で床を押し続けながらお尻を持ち上げる(脇の下を広げるイメージとか)。

お尻が上がると少しずつ膝が伸びるイメージで無理して膝を伸ばしきらないようにして下さい。

あくまでも手で床を押し続けながら、腕から脇のライン、背骨を伸ばすイメージで。

身体の変化を感じてもらいたいので、やる前とやった後にシャドウピッチングして肘のあげ方、背中のスムーズさを確認してみてください。

動画だけでは伝えられないことがありますので、tomoを見かけたらお気軽に声をかけて下さい。

肘を怪我している選手にお力になれたらと思います。

リハビリ中は栄養面も忘れずにね、、ひらめき電球