存在を知らなかったのですが、亡き父が平成6年に亡き祖母の歌集を作っていました。祖母、つまり父の母が亡くなって四十九日に合わせてまとめたらしく、後に修正等して作り直したかったようです。
父は平成13年に亡くなりました。それから20年も経ってしまいました。
しかし、やはり紙にした物はきちんと残りますね。15年前のネットに書いていた日記や作品等はもはや残っていません。
久し振りにアメブロを開いたのは、ここがまぁまぁ古くから残っているのと、個人的な備忘録にしていたからなのですが、一度開かなくなるとずっと離れてしまっていました。
本当は3回目の手術からの色々も書いておきたいのですが、気が向いたら…ということにしておきます。
祖母の歌集を読んで、自然と涙が出てきてしまいました。父は三男でしたが、父方の男子は私の兄しかおらず、毎年末年始は祖母の家で過ごしていました。
私が小さい頃も、祖母が家に来ていたこともあったと聞きました。96歳で亡くなるまで公団に独り暮らしをしていた祖母のことが、私は大好きだったのだと思い出しました。
それなのに、祖母の命日も(誕生日も)覚えていません。祖母が母にくれた祖母の結婚指輪、それから私がもらったのに、若い頃はつけていましたが今は仕舞いこんだままどこにあったか思い出せません。
人生にたくさんの後悔や未練がありますが、もう少しこれから何が出来るのか考えなければ、と思いつつ。まずはこの、父の作った作品を私なりにちゃんとした本にしてみたいと思いました。