激しい雷雨が降りしきる夜、
都内某所で殺人事件が発生した。
翌朝、関係者へのアリバイ確認をしていた担当検事は、
容疑者の証言から1人の犯人を特定、
無事に事件を解決する。
以下は容疑者の証言である。
・大島 優太の証言
「その時間は、まだ外で仕事をしていましたよ。
その日は見逃せないボクシングの試合があって
予約録画をしてたんだけど、
雷雨の影響で停電があったでしょ!?
録画されてなかったんだよねぇ」
「ん、試合の結果?
ああ知ってるよ。チャンピオンが余裕のKO勝ちだろ」
・宮沢 早紀の証言
「その時間は実家にいたわ。
だれも居なくて寂しかったから友達と電話で話していたの。
そしたら停電で通話ができなくなってもうビックリ!
疑っているなら友達に聞いてみてよ」
「どんな電話かって?
え~っと、実家は田舎だから未だにダイヤル式の黒いやつね」
・佐藤 澄夫の証言
「刑事さん、オレはねぇ、仕事が早いんだよ。
その時間は寝てました。
停電?そんなの気付かなかったなぁ……。
目が覚めたのは翌朝の5時半ですよ。
目覚まし時計で確認しましたから」
「それにね、二度寝しないようにって、
彼女からいつものモーニングコールもありましたよ。」
・渡辺 友斗の証言
「その時間?
あぁ、結構長い停電があったよね。
部屋の中が真っ暗になったんで、
懐中電灯を探したんだけど見つからなくてさぁ。
一昨年のクリスマスで余ったロウソクがあったのを思い出して、
とりあえず火をつけたんだけど、
薄明かりだと足元がおぼつかなくて…
躓いて転んじゃいましたよ。
そのときのキズ、見ます?」
「電気が使えるようになったのは…
たしか、23時くらいじゃなかったかな?」
この中に、明らかに嘘をついている人物が1人いる。
それは誰か?
ヒント↓(反転)
・停電になると多くの電化製品は電源が落ちて、使えなくなる。
しかし、中には普段通り使えるものも・・・?
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