函館麺屋 四代目 @函館市 ~「四代目炙り塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋函館 四代目

函館市(函館)
 
【メニュー】四代目炙り塩
【価格】780円

[訪問時期] 2018年9月上旬(平日) 夕刻
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細微縮れ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、半味玉、葱、白胡麻



今日は停電もほぼ解消し、ほとんどのお店が営業中。
夜便での帰京前に駅前エリアでラーメンと、最も気になっていた滋養軒の夜開店に合わせて行ってみると、何と今日も休業だと。


RDBを物色していたら、麺友さんが初レポしたお店を発見したので入ってみる。



こちらも17時に開いたばかりで、先客は2名。
タッチパネル式券売機で、イチオシらしい表題を選択。



着席後3分ちょっとでご対麺。



スープ
澄み切ったスープの筈だが、丼もレンゲも真っ黒で雰囲気が出ない。
ライトな動物系に昆布+αを合わせた、函館らしいあっさりスープ
主役は塩の輪郭で、それを出汁の旨味が円やかに整えるイメージだろうか。
深みや複雑性を訴えるタイプではないのだが、バランス良くまとまり、スイスイ飲んでしまう美味しさ。
このシンプルな旨さこそ、函館塩の真髄かな。




僅かに縮れた多加水の中細麺
特に硬めでも軟らかめでもない茹で加減で、ツルシコモッチリ食感
印象に残りにくいタイプなのだが、淡麗なスープにそっと寄り添うような立ち位置が良いのだろう。
麺の味わい含めて、スープとの関係性は悪くない。


トッピング
チャーシュー、メンマ、半味玉、葱、白胡麻。

この丼の中で最もインパクトが大きいのが、肉厚と言うよりぶっといバラチャーシュー
厚み2cm以上で、表面はカリッと香ばしく炙られ、口に入れると歯要らずのヤワトロ。
淡麗塩ラーメンに合うのかどうかは別にして、テンション上がる逸品なことは確か。


シナシャク食感のメンマ、薄甘味が良く染みた半味玉も悪くない。



■ 感想など
葱や胡麻を掬いながら、結局スープも飲み干してフィニッシュ。
函館らしい淡麗塩スープと、存在感アリアリの炙りバラチャーとの不思議な組み合わせ。
特に不満なく美味しくいただいたのだが、後々思えば、チャーシューに圧倒されてラーメン自体の印象がどんどん薄れていく
そのあたりのバランスは今ひとつということか。
後から知ったが、通りを挟んだ老舗函館麺屋 ゆうみんのご子息が独立開店されたお店とか。
至近距離で凌ぎを削る親子鷹。。。うーん、頑張ってほしい。

ご馳走様でした。