としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ラーメンブログのみ公開中です。

ケンちゃんラーメン 古河店

古河市(古河)


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【メニュー】中華そば 小盛(油ぽく、身入り)
【価格】800円

[訪問時期] 2024年4月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚鶏+煮干し/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち手もみ太縮れ麺(200位)
[具] チャーシュー2種、メンマ、海苔、ネギ、見(豚脂)
[卓上] ブラックペッパー、コショウ、七味



実家整理の前にケンちゃん古河店へ。
10時15分着で受付帳には先客4組8名、もちろん駐車場も空いている。



いつものようにクワタと記帳したら、直前にキヨハラさんがいた(笑)



まだ「平日のみ限定60杯」で営業されているらしい。



10時半には駐車場6台分が埋まるが、何処に駐めたのかその後も徒歩客が続々と現れる。
定刻には18組27名、その内7組11名までが店内に呼ばれる。



券売機への誘導がある訳ではなく自発的に順々に並ぶのだが、この辺りは酒田の本店同様に大らか。



メニューは「中華そば」一本で、券売機トップ画面でサイズ(麺量)と追加トッピングを選び、次ページで「麺の硬さ、味の濃さ、油の濃さ、身入り有無」を選択していく。




私は「小盛、硬さと味は普通、油ぽく、身入り有」をチョイスした。



オーダーは自動的に厨房に伝わり、出来上がると食券番号で呼ばれるしくみなのは、山形店と同様。
店内はテーブル席中心で、カウンター席は現在3席のみを使っている。




セルフ給水してカウンター席で待つ。




15分弱で「番号9番の方ぁ」とおばちゃまから声が掛かった。




■ スープ
結構太めな動物出汁をベースに、煮干しや昆布の旨味もじんわりくっきり。
キリッと強めなカエシをやや多めな油がコク深く包み、どこか素朴さを残した正にケンちゃんテイストなスープ。
本店では若干豚感が勝っていたイメージだが、こちらは魚介も中々力強い。
個人的には本店や山形店より響く感じだった。
身(脂)多めにしてもらって、後半の豚感の伸びで起伏が出て来るとなお良いかも知れない。




■ 麺
自家製、手もみを入れた太縮れ麺。
普通茹ででもゴワ手前、弾力たっぷりのシコムチ食感で、硬めな山形店とソフトな本店の中間ぐらいのイメージ。
油ぽくしたスープとバランス良いし、とにかくケンちゃんの麺は、味わいがスープとドンピシャに嵌るんだよね。
麺量は小盛でも200gある。




■ トッピング
チャーシューはバラ2枚とモモっぽいのが1枚、更に端肉が添えられている。
しっとりモモ肉も悪くないけど、このスープには「身」同様にバラの脂身がお似合いだ。




その「身」をネギと共にレンゲに載せてスープを飲めば、うっとりするような甘トロ&ビター感の虜になる。
5粒ほどしか入っていないのが惜しい。




たっぷりの細メンマも脇役に留まらない存在感。
海苔だってかなり確りしていて、これは間違いなく山形からの取り寄せだろう。



本店ではブラペより七味を使う人が多かったのを思い出して、私もそうしてみた。
なるほど、これがかなりイケる。



■ 感想など
酒田本店店主の弟さんのお店らしいですが、油ぽくしたこともあって、当店のスープや麺によりパンチを感じました。
ラーメンとしては当店のほうが好み。
でも本店には何とも言えないオーラがありますからね。
こんなお店による違いを楽しむのは、正に「二郎」と似た感覚なのでしょう。
また山形に行きたい。

ご馳走様でした。
オープンおめでとうございました㊗️






豚骨醤油らーめん 一心

松戸市(新松戸)


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【メニュー】らーめん+玉子

【価格】850円+150円

[訪問時期] 2024年4月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/白湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺(170g)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、味玉
[卓上] ブラックペッパー、ゴマ、酢、おろしニンニク



テラスモール近くにオープン間もない新店へ。
この日も車は使わず、新松戸から20分近くテクテク。
11時35分着でちょうど満席、食券を買ってから店前歩道でお待ちくださいとのこと。



表題通りに発券し、ビールもと思ったが、小瓶にしてはお高めなので自粛した。




10数分待ってカウンター奥席へ。
店内は綺麗にリノベされ、「バカ愛」の頃と同じ空間とは思えないほど。
券売機以外にはメニュー等の情報は一切置かれていない。




調理は基本店主さんで、奥様が盛り付け助手を務めながら接客をご担当。
お2人とも笑顔で明るくナイストーンな接客だし、お互いに調理工程も確認されていて、中々良い雰囲気だと思う。
着席から5分ほどでご対麺。




倒れてスープに浸かった海苔を起こして写真を撮っていると、「海苔変えましょうね」と奥様がサッと差し替えてくれた^^



■ スープ
表層の油で微トロっぽいイメージから一転、スープは案外シャバ目で、中々良く出た豚骨感に程よい旨味サポート、
やや強めなカエシを油が円やかに包み込み、三位一体的なバランスにグイッと引っ張られる。
濃厚な感じではないけどコク深く美味しいスープに、ニンニク・ブラペが抜群に合う。
背脂マシをお願いできるという情報も見かけたような。




■ 麺
軽く手もみを入れたような、ウェイビーな平打ち中太麺。
茹で加減やや硬めのツルシコモッチリ食感。
もちろん短尺ではないけど、食感的にはちょい硬めな家系麺に似た傾向かな。



■ トッピング
大ぶり肉厚な肩ロースチャーシューホロヤワに煮込まれて、繊維の間にスープが染み込んでいる。
私含めて好きな人が多いと思うが、反面もうちょい肉食ってる感が有っても良いだろうか。




味玉は甘めほっこり系、微辛な味付けのメンマ。
青ネギたっぷりなのも嬉しい。




■ 感想など
ご出身などの情報も少なくて、まあ一度試しに的な訪問でしたが、確り丁寧な作り込みでかなり満足しました。
退店時には外待ち7名ほどと中々好調なスタートのご様子。
お店の雰囲気もとても良いので、メニューのバリエーションが増えてくると、更にファンが付いていくでしょう。

ご馳走様でした。
オープンおめでとうございました㊗️





しょっつる塩らー麺 SHIBATA

千代田区(淡路町、小川町)


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【メニュー】しょっつる塩らー麺 豚チャー3枚

【価格】850円(豚チャー分250円含む)

[訪問時期] 2024年4月中旬(平日) 朝
[注文方法] 口頭注文、前払い
[スープ] 煮干し/清湯
[味] 塩+魚醤
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、海苔、カイワレ、玉ねぎ
[卓上] ブラックペッパー、一味、生姜酢



「塩生姜らー麺MANNISH」朝ラーブランドへ。
8時40分着で先客なし。



レギュラーメニューは「しょっつる塩らー麺」、「塩生姜らー麺」、「背脂煮干醤油らー麺」の3種類。
どうやら「しょっつる」と「背脂煮干醤油」は共通のスープで、「塩生姜」は{MANNISH}と同じスープだがチャーシューは豚を使っているらしい。
因みにこの日は「釜玉バター スープ付き」なる限定メニューも提供と、Xにポストされていた。



ここはやはり店名にも冠された「しょっつる」をと、ワンオペ店主さんに豚チャー付きで口頭注文。
前払い制。




注文から3分少々でご対麺。。。「チャーシュー小さかったので、4枚入れておきました」。
有難うございます。




■ スープ
案内よれば「秋刀魚煮干、鯵煮干、鰯煮干で取った出汁とハタハタの魚醤を合わせた塩らー麺」。
秋刀魚が前面に出ているね。
しょっつるは隠し味をやや超えたレベルで、かと言って煮干し感を全く損なっていない。
熟成感ある深い旨味が、複雑な煮干し感を後押しする絶妙なバランス。
ちょい強めな塩気と鮮烈な旨味の輪郭でシャープに感じそうだが、実は柔らかみも満載で、全く尖りなくじんわりと身体に染み入って来る。
煮干しとしょっつるの良いトコ取りで素晴らしい。




■ 麺
加水を若干抑えた中細ストレート麺。
程よいしなやか基調にメリハリの効いたサクシコモッチリ食感で、風味の強いスープを確り受け止めている。
風味のバランスが良いねー
この麺にははまり役的なステージだと思う。




■ トッピング
肩ロースのレアチャーシューはオマケで4枚。
「MANNISH」系で鶏チャーシュー以外を食べるのは初めてかな。
割りとトラディショナルなタイプだがもちろん美味しい。
もっとも朝ラーでこのメニューなら、肉無しでも十分満足できそうだ。




■ 感想など
秋刀魚主体っぽい煮干し感としょっつるらしさをダブルフィーチャーしたバランス秀逸な一杯。
他店のレギュラーメニューでは中々見ないタイプで貴重です。
ところが後客はついぞ現れず。
営業開始から5カ月でレポは敬愛するお2人のみ。
駅中ならまだしも、街中で朝ラーを根付かせるには時間がかかりそうですね。
Gさん、もっと宣伝しないと(笑)

ご馳走様でした。