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としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

中華蕎麦 柳

松戸市(北小金)


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【メニュー】特製 柳

【価格】1300円(特製分350円含む)

[訪問時期] 2024年4月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[コール] ニンニク多め
[スープ] 豚鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺(160g)
[トッピング] 豚チャーシュー3種、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、味玉、刻みニンニク
[卓上] 胡椒、一味



人生初めてのGW10連休!
谷間の平日、どうせなら座って待とうと10時45分着でポールを確保すると、11時頃には8名でベンチが埋まった。
開店時には20名ほど。




今日の狙いは未食の「中華蕎麦 柳」
醤油や塩とは全く異なるジャンク系スープだが、店名をネーミングするほどの自信作にして人気メニュー。
もちろん此方では特製を選択する。




カウンター最奥席に案内され高台に食券を置くと、店主さんから「ニンニク入れられますが。。。」。
はい、多めでと即答。




今日は店主さんご夫妻の他に初々しい女性スタッフが入っている。
店主さんが盛り付けを終わり、ブラペを大量に振ったら出来上がり。




■ スープ
清湯寄りスープからは、いきなり濃密な豚の旨味がガツンと押し寄せ、生姜がじんわり絡んで来る。
オイリーでカエシは強め、そこにキリッと刺し込むブラペとニンニクの刺激。
パワフルな豚感はそんなお下品なパンチにもびくともせず、複雑なコクに変えてしまう。
力強さはそこいらの非乳化二郎を上回り、強いて言えば葛西の「ラーメン みなみ」に近い感覚かも。
それでいて香味野菜効果で後口は案外すっきり。




■ 麺
東京製麺製、全粒粉入りの平打ち中太麺。
醤油や塩より太めな麺で加水は中程度かな。
確りした噛み応えとムチモチ感でパワフルなスープとバランスし、麺味も埋もれていない。




■ トッピング
説明によれば、デフォ具は肩ロース吊るし焼き、豚バラ吊るし焼き、海苔1枚(+メンマ、ネギ)で、特製はそこに肩ロース吊るし煮、鶏モモ吊るし焼き、味玉、海苔2枚が追加になる。
「吊るし煮」とはどうやら吊るし焼きの後から煮込んだものらしい。
とにかくどのチャーシューからも燻香と旨味がほとばしる。




味玉は真紅の卵黄が味わい深いし、海苔もかなりの上物。
やはり此方では特製が外せない。




■ 感想など
ジャンクなパンチでジャブを繰り出しつつ、圧倒的な豚感で止めを刺すようなスープを満喫。
鶏魚貝の協奏が素晴らしいデフォスープとはまるで真逆ですから、このメニューの振り幅は魅力的ですね。
塩⇔柳のローテで定期訪問になりそうです。
退店時には20名ほどの待ち列。

ご馳走様でした。






煮干らぁめん 樹鈴

三郷市(三郷中央)


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【メニュー】濃厚煮干しつけ麺+味玉
【価格】1000円+150円

[訪問時期] 2024年4月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+煮干/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(200g位)
[トッピング] (麺)チャーシュー2種、味玉、(汁)メンマ、玉ねぎ、紫玉ねぎ、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、レモン酢、tajin(メキシコスパイス)



「味噌Style REGISTA」の跡に、1年ほど前に出来たお店。
「REGISTA」さんのスタッフが独立されたらしい。
因みに、先日気に入った新店「九段 井さい」さんの直近の間借り先がこちらだった。
10時50分でPP、定刻開店時には4名だったがやがて満席となる。




今日は表題の濃厚煮干し狙い。
何でもかなりのドロ煮干しらしく、長くそれ系に飽きていた自分もようやく触手が動くようになった。




味玉付きで食券購入、セルフ給水してカウンター最奥席へ。



すぐ脇には氷見、平戸、九十九里あたりの煮干し箱が並び、おっと、卵は十六代真っ赤卵をお使いか?
味玉付きにしておいて良かった。




スタッフは店主さんの他に男女1名ずつ。
柔らかな接客で中々居心地良い。
着席から8分ほどでご対麺。




■ 濃厚煮干しつけ麺+味玉
先ずつけ汁を確認すると、さすがドロ煮干しを謳うだけあって、レンゲ全く沈まない重量感。
記憶を遡ってみたけど、ここまでのドロ煮干しは一つ二つしか思い出せない。
ザラつきなくニガエグ寸止めの煮干しと、超重厚な動物出汁、ビシッとキマるカエシがハイレベルにバランス。
このタイプに有りがちな甘味を抑えているから、ニボ感が全く埋もれない。




黄色っぽい全粒粉入りの中太ストレート。
強めなコシからモッチリ、漂う熟成感。
超ドロでしょっぱめなつけ汁に確り対峙しているが、それでもどっぷり全身浴させると厳しいかな。
なにしろ絡み付きがハンパないので。




麺上には2種のチャーシューと追加した味玉。
チャーシューは肩ロースのしっとり低温調理とバラ肉ロースト。



味玉は卵黄の色通り濃密な旨味が堪らない逸品で、特に明記されていないけど真っ赤卵で間違いないだろう。
買って損はない。



つけ汁中には極太メンマが潜んでいる。



スープ割りをお願いすると、あおさを入れて戻してくれる。
鮮烈に蘇ったニボ感とあおさの共演でスッキリ締める。



■ 感想など
マニアも唸りそうな超ドロ煮干しつけ麺。
結構注文している方も多くて、皆さんお好きですね。
これだけ本格的な一杯を味わうと、他メニューも試してみたくなります。
退店時には店内外6名待ち。

ご馳走様でした。






ラーメン青木亭 八潮店

八潮市(八潮)


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【メニュー】定番 ネギチャーシュー 塩 小

【価格】950円

[訪問時期] 2024年4月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/微乳化
[味] 塩
[麺] 中太麺(150g強位)
[トッピング] ネギ、チャーシュー、メンマ、海苔、ワカメ、半味玉
[卓上] ブラペ、一味、ニンニク、豆板醤、餃子タレ、酢、ラー油



GWに入って早速ラーショモード、と言う訳で八潮の青木亭へ。
先日久々に「ニューラーメンショップ主水」で食べた一杯がかなり響いたので、同じ「ドモン」の此方にも改めて。
ちょい出遅れて11時着、ちょうど開店直後で食券購入が始まっている。




ラッキーにも駐車場はラスイチ、何とか11番目で1順目に潜り込めた。
醤油・塩・味噌とひと通り揃ったメニュー。
今日は未食の塩を、もちろん「定番」と書かれたネギチャーシューでいただく。
特にコールせず、全て普通で。




高台にはお冷やとお絞りが置かれている。
スタッフは2名で先ず@5杯、次のロットはどうやら7杯作っているよ💦
自分はその6番手か…平ざる上げなのでかなり軟らかいかな?




などと覚悟していると、着席から15分ほどでご対麺。




■ 定番 ネギチャーシュー 塩
スープはサラッとした微乳化豚骨。
今日はイメージより背脂少なめで、すっきりタイプで悪くは無いのだが、キリッと強めな塩に豚感がちょい押されがちな感じだろうか。
背脂をちょい増しすればコクマロ感も加わり、この系列王道のバランスに近づくだろう。




すぐにニンニク&ブラペでちょい悪顔に。
更にネギから魔法の味が流れ落ちる頃には、もうすっかり引き込まれている。



中細の緩ウェーブは、もちろん「ドモン」継承の大橋製麺製。
ロットのラスト近くでちょい懸念していたが、想定外に良い仕上がりで、ライトなコシからのムチモチ感を楽しめた。



絡めたネギのシャキシャキ食感とナイスバランスで、もう文句ない。



トッピング和えネギとチャーシューがダブル主役。



たっぷりの和えネギは、普段よりタレ味ちょい控えめに感じだが、それが塩スープには絶妙にフィットしているようだ。
辛めで臭うようで、文句なしにキマる。
肩ロースの煮豚チャーシューが5枚。
大ぶりで肉厚、軟らかくも肉肉しい噛み心地、旨味の詰まり具合まで言うこと無しだね。
「主水」、「かいざん」そして此方と、「ドモン」店は本当にチャーシューが美味しい。
他には定番のメンマ、海苔、ワカメが脇を固める他、半味玉まで載っている。
これで950円は嬉しくなる。




■ 感想など
イメージにほぼ近いラーショの塩を満喫。
強いて言えば、これで背脂多めなら最高でしたね。
帰り際には外待ち10名強。
根強い人気です。
「青木亭」でもかつての「ドモン」の地元、戸田や川口は未訪なので、今年なる早で行ってみましょう。

ご馳走様でした。