(恐怖ポイント4)
稲荷山中に歩を進めて行くとやがて鉄製の手摺の設置された階段が現われる。 そこを上がると稲荷山の熊鷹社と呼ばれる場所である。 何が怖いかと言うと、夜間は漆黒の闇に覆われて分からないのだが、実は熊鷹社は新池という底無し池の前に位置する社なのだ。
(2016年10月7日撮影/像の向こう側は底無し池)
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だいたい池なんてものは、昼間に見てもあまり薄気味良いものとは言えないものだ。 それが夜中となると尚更だ。 何か仄暗い水の底から魔物が現われて池の底に引きづり込まれやしまいかと悪い予感もする。 更にはこの辺りでは、お稲荷さんの信者がよく蝋燭片手に何やら祈祷しているのにも出くわし薄気味悪さ倍増である。 昼間に訪れたなら、決して恐怖感に苛まれる場所ではないのだが、やはり夜間は格別の雰囲気がある。 ちなみに、信者さんの方でもこんな夜中にカメラ片手に稲荷山を徘徊している当方に驚いたらしい(笑) ここまで千本鳥居から約30分、稲荷山徘徊はまだまだ続く。
(2016年6月11日撮影/熊鷹社・新池)
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