(恐怖ポイント8)
三ノ宮を逃げ出し一路「間ノ宮」に向かおう。 ここ稲荷山の各社はそれぞれ小さな拝殿を中心に、それを取り囲むようにして、おびただしい数の鳥居塚や稲荷像などで構成されている。 その鳥居塚の森はまるで底無し沼のように永遠に続くかのような風情がある。 恐らくその術中にはまり込んでしまったならばあなたは二度とこの世に戻ってくることはできないだろう。 そして数十年後に身元不明の白骨遺体となって発見されるはずだ。言い伝えでは、このおびただしい数の鳥居塚の中に必ずあなたのお守り鳥居塚もあるらしい。 その鳥居塚がいったいどの社のどの鳥居塚なのかは、余程の霊感がないか指導教師(神職)に案内してもらわないと分からないらしい。
(2016年9月10日撮影/稲荷山間ノ宮)
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また、ここ間ノ宮も稲荷山中の修行場のメッカらしく、私は度々ここで白装束の女性修行者にバッタリ遭遇し双方がビックリして腰を抜かした経験がある。 ここにも土産物店を兼ねた民家はあるのだが、もちろん魔物に襲われても救助の手を期待してはならない。 もしかすると人ではなく魔物が住んでいるのかも知れないからだ。 千本鳥居からここまで約80分、稲荷山徘徊はまだまだ続く。
(2016年10月7日撮影/稲荷山間ノ宮)
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