去年の2017年1月17日に引き続き今年もまた1月25日、雪の嵐山に写真を撮りに来た。
嵐山には年に3回は訪れる。
桜のシーズンと紅葉のシーズン、そして雪景色を撮るためだ。
いずれのシーズンも大阪から始発に乗り6時頃に阪急嵐山駅に着くことになる。
朝一にやって来るのは売店や土産物店、レストランが営業を開始する10時頃ともなれば、京都の著名な観光スポットである嵐山である。
外国人を含む観光客がどっと押し寄せて身動きもままならなくなるからだ。
落ち着いて写真を撮ることは到底望むべくもなくなってしまうのだ。
さて、今年の雪の嵐山は、私が到着したときには大方雪は降り積もり、吹雪に晒されことはなかった。
去年は現地に着くや否や大吹雪になり、しかもスニーカーにジーンズという軽装だったので正に八甲田山状態に陥ってしまった。
(八甲田山:旧日本陸軍歩兵部隊が日露戦争に備えて八甲田山にて雪山行軍訓練中大量の遭難死者を出した事件、映画にもなった。)
手袋だけは革製のものを用意していたのだが、雪で湿ってくると何の役にも立たず指が凍えてカメラのシャッターも押せないというお粗末さだった。
思わず天を仰ぎ「天は我々を見放したのか・・・。」と映画「八甲田山」の有名なセリフをつぶやく始末であった。
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その去年の遭難死しかけた辛い経験から今年は万全の体制で雪の嵐山に臨んだ。
先ず上着はイギリスから取り寄せたアーバンカモのコンバット外被。
これは優れ物で、空気は通すが水は通さず防寒も完璧という代物で、実際にジャケットの下はTシャツだけである。
そして帽子はアヴィエーター、いわゆる昔の零戦乗りが被っていたやつ、靴は自衛隊は友人に買ってもらった半長靴。
この半長靴も優れ物で少々の雨や雪は寄せ付けず防寒対策もバッチリとい代物だ。
そうして手袋はア◯ゾンで買った防寒手袋だ。
これまた手袋をしたままスマホがいじれるという優れ物だ。
一見して、今から戦争にでも行きそうな出で立ちではあるが、雪の八甲田山は、いや嵐山はそれぐらいの装備は必要である。
次回の雪の日は伏見稲荷大社に行く予定😄