滞在4日目 石巻~気仙沼 海沿いドライブ | 陶芸屋黎明(れいめい)の日記と商品

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日々の作業や日記、商品の紹介、愛犬、JA11ジムニーの事


この日は活動中日で


活動はオヤスミ


今を見るために知るために


ドライブ


まずは石巻に向かい


そこから北上する海沿いルート



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石巻に着き


まず目に飛び込んできたのは


工場地帯


が・・・


そこも


ガレキの山だった



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流され廃墟になった


たぶん魚市場



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液状化で痛んだ舗装を修復している道


右側は工場地帯


左には住宅


まるで


地元北九州の若松みたいな景色だ


左側の住居ほとんどが


津波の被害にあっていて


流され更地になってたり


2階建ての家を


1階はそのまま使わずに


2階を生活スペースとして


仮設に入らず生活されてる方が多かった



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渡船?が停まる綺麗な港


反対側の景色には



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なにか建造物にも見える山



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そして更地



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廃墟になった小学校



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車の墓場



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先ほどの山を見ながら女川方面に北上する



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女川・・・


この建物2階建てじゃないんだ


4階建てで右上に写ってるレンガ部分が玄関


津波に倒された建造物が何件かそのままに残され


周りはバラスも敷かれ


他の地域でよく目にする基礎だけの町ではなかった


漁協も再建され


高台の大きな病院もあり


働き活気ある町にも見える


が・・・


バラスが敷き詰められた更地のいたるところに


花が供えられており


薄くなった震災の記憶を甦らせる


その町から少し離れた海沿い



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何思う?今回最年少メンバーの高校生


綺麗な海だな


だけど・・・



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そこには俺たちメンバー以外の人影はなく


行き先の無いアスファルト・・・


振り返れば


さっきの女川の漁協が見える距離なのに・・・


そこからどれくらい走っただろう


右下に綺麗な海を見ながら・・・


俺たちが乗ったマイクロバス


古いカーナビには


大川小学校の文字・・・



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ここでは多くの子供たちが津波の犠牲になった


ニュースでも多く取り上げられた小学校



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校庭の片隅に


歴代の卒業生が残した壁画があった



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未来・・・


生きていれば当たり前に考え


夢を見たり・・・


犠牲になった子供たちはどんな未来を想像しただろう


そして


助かった子供達は


どんな未来を創造していくだろう


そんな事考えてたら


目頭が熱くなった


が・・・



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壁画の裏を


ガレキを積んだトラックや


バラスを積んだトラックが


休みなく行きかう


これが今の現実・・・



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そして昼食に立ち寄った


南三陸の復興市場?


仮設の商店が並び


商店街になってる



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中ではイベントが行われていて



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子供たちが思い思いに



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メッセージや絵を描いていた


そんなにぎやかな商店街の裏には



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鮮やかな万国旗とは対照的に


廃墟と基礎だけの街並みが広がる


昼食を終え


ドライブの最終地点


気仙沼へ



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今年一緒に行けなかった去年のメンバー


覚えてるかな?


まずは去年の写真から



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畑に戻すために


ガレキ撤去した土地


線路に乗っかった屋根・車


今年は



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畑にはなってなかった・・・


けど


隣の土地には



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小さな畑ができてたよ


屋根や車が乗っかった線路は



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綺麗に片付けられてた


去年と変わらないのは



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崩れたフェンスや


ガタガタの道


折れ曲がった橋の欄干


やはり去年より人が居たっていう


生活感が薄れた・・・


綺麗になって片付けられていくのは


喜ぶべき事なのかもしれないが


なんか切ない・・・


ドライブを終え


宿泊場所に戻った



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そこでは


じゅんじゅん作のドライカレーと


俺作の思いつきサラダと


去年から恒例の豚肉のファンタ煮


みんな完食してくれてありがとう


そして


ドライブの感想をひとりづつ話した


今年初のメンバーは


去年の俺たちと同じ様な思いになったみたいだ


俺は去年からすると


俺自身の気持ちが少し薄れているのかな?


って感じだったが


今年のメンバーの話を聞いて


安心したし


今の景色でも伝わるんだと思った


だから


いまいち何にピントを合わせ


シャッターを切ればいいのか解らないけど


伝わる事があればと


シャッターを切ろうと思った。