表象と現実

来春のフランクフルト・メッセの
ブースを設計する時期がきた。

このブログの奥（？）にも書いてあるけど、
一年で最も神経使って胃の痛い作業なんだ、これが。

ドイツのエージェントが今日電話してきて、
アウトライン（土地確保のため）を出してくれという。

「でね、あと二日なんですよー。」

「！！」

古典的に思わず立ち上がる私。




半年前から大事に育て暖めてる案がある。


テーマは

「宵闇の甘い香り」
「雅やかな静謐」
「ロマンという絆」

なんつーか、人の強い思いの連なりが、
予想外のものに化けちゃう感じを作りたい、、と思ってる。

自然の力強さと人工的な繊細さが
同居してほしいんだ。


って、素っ頓狂なイメージだね…。


で、ここから面積を割り出せと。

あと二日で。


やばいぞ、緊張してきた。


予算下りない。
でもデザイナーが、
欲しい欲しい欲しい…。