どうやら最近の私は、
わりと酔ったときに年下の子が近くにいると
説教をするようです。
しかも、その領域に入ると、記憶をなくす…。
ローマのある晩も、ジュニオくんを捕まえて
『男は色気がなきゃダメ!』
と、それはもう偉そうに説教を始めたらしい。
ジュニオくんは雑誌から取材が来るような
わりと有名な子なんだけども、
そのインタビューされた記事が載った雑誌を
ぱしぱし叩きながら…
「何この顔。なんでこういう顔して
写真撮られちゃうわけ?
きみ、コメディアンでも目指してる?」
と、一刀両断し、
「あーあ。きみの色気のなさは救いようなし」
と言って、パシン!と雑誌を閉じたんだとか。
…記憶にございません…
(翌朝のジュニオの説明に
激しく誇張が入ったと思ふけど!)
そして翌晩、シルヴィアと、その他10人ほどの
イタリア人とパーティーをしたときに、
シルヴィアがジュニオってカッコイイ~!!と
騒ぎ始め、なんか雲行きが…と思ったら案の定、
「でしょでしょ!ほらほら!
僕も自分はカッコイイと思うし!(←おい)
でも虎部は全然セクシーじゃないって
何時間も僕を責めたんですよ!シルヴィアー!」
と鬼の首を取ったかのように、
ジュニオの反撃が始まりました。
「虎部!!何言ってるの?
あんた、どこ見てそんなこと言ってんのよ!」
「シルヴィア~…これには色々理由が…」
「じゃんじゃん言ってやってください!」
嗚呼~、なにこの不毛な議論…。
おまえ、人のこと言えるのか!という
イタリア人からの視線が痛い。。。
特に、ゲイで有名な方々からの視線が。。。
自己弁護するに、
せっかくモトがいいんだから、
それもしっかり武器にしなさいよ!と。
エンタメの世界で生きてるんだから、と。
言いたかったんだと思うんだよねえ。
香水で仕上げをしない女に未来はない、
という格言がどっかの国にあるらしいけど
それと近いネ!
ちなみに私も香水で仕上げなぞしませんが。
そんな不毛パーティーの最中に出て来た、
黒米で作ったリゾット!
こってりしたアボガド・エビソースと絡めて
ひじょーーに美味しくいただきました。
次回はローマ最終日の、
最強!超セレブな晩餐会の模様をお届けします!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆