火曜日の夜
実家の愛犬Mダックスの
金太郎が天国へ
旅立ちました。
17歳でした。




実家に帰るたびに
老いからか
目や耳が悪くなったり
足が悪かったり
おじいちゃん犬だから
心配しつつも
まだ元気にごはんも食べるし
お正月に帰った時も
私にすりよってきて
甘えてきたので
内心まだまだ大丈夫だと思っていました。




母から連絡を受けて
すぐに帰ったけど
間に合わず最期を看取ってあげられず
私が駆け付けたたときにわ冷たく固くなってしまっていました…。



でも、私以外の家族に
見守られながら息を引き取ったそうなので人の温もりの中で最期を迎えられてよかったのかな。




母から無くなる前夜
私が以前使っていた部屋の前でドアを引っかいてたから中にいれてあげたら
私の枕の上で寝ていたと聞いて
後悔しきれないくらい後悔しました。





金太郎が家に来たのわ
17年前の夏。
私が小学校一年生で
母が働いていて
いつも家にひとりぼっちだった私のために
弟だよ。と言って
私の誕生日にやってきた
かわいい子犬が金太郎でした。




その日から
末っ子だった私だけど
ほんとに弟ができたみたいで嬉しくて毎日お散歩してごはんあげて一緒に寝て
姉弟みたいに育ちました。

春は桜の土手を散歩して

夏わお兄ちゃんのサーフィンにくっついて海にも行って
私より金太郎のが泳げて
みんなに笑われたり

冬に一緒に雪の上走ったり




中学生になって
帰るのが夜遅くなっても
私が帰るまで
玄関で寝て待ってる金太郎を見て
あまりかまってやれなくなった事を後悔しました。




家を出るのが早くて
16歳で出てったけど
離れて住んで
もー7年。

母曰く
あんたを待ってんのわ
金太郎くらいだよ(笑)


ほんとに私が帰ると
しっぽブンブンふって
飛び付いてきてくれた
あの子がもーいないなんて信じられません。




あんなにフワフワで
あったかい子が
冷たく固くなってるなんて信じられません。




火葬して
お骨を拾い上げた今でも
まだ呼んだら
いつもみたいにシッポ全開にふって走ってくるよーな気がして。

今でも私の車の助手席の窓にわ最後に金太郎乗せた時のヨダレの跡がありました。


あの時わ元気だったのにね。
また窓ヨダレでベトベトにしてって怒ってたのに…。





金太郎。
家に来てくれてありがとう。
楽しい思い出をいっぱいくれてありがとう。
長生きしてくれてありがとう。


私が将来おばあちゃんに
なってそっちに行った時わまた昔みたいにいっぱいお散歩しよーね!

だからさみしがらないで
ちょっと待っててね!



泣いていると
心配してペロペロしてくれる金太郎だから
私がいつまでもメソメソ
してたらまた心配して
天国へ行けなくなっちゃうよね
だから今日で泣くのわ
もーやめにします。



最後に
ここ何年もみんなすれ違って会えなかったのに
久しぶりに家族全員揃う事ができたのわ
残された者のエゴかもしれないけど金太郎からの
最後のプレゼントだったんぢゃないかと思ってます。


本当に今までありがとうね。




もーゆっくり寝ていいよ。
おやすみなさい。






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