佳菜子ちゃん、四大陸優勝おめでとう!痛みを越えて掴むもの ~ 結弦くんの言葉を思い出しつつ | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

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励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

FSの公式練習を、足の痛みのため、途中で切り上げたというニュースも目にし、
祈るような気持ちで、今日のFSを待っていました。

きっと、SPと同様に、痛みになど負けずに、
きっちりとまとめ上げてくると信じて。


でも、演技が始まってすぐの、堂々たる3T+3Tのコンボに、
「よしっ!」と手元でガッツポーズをしたのは、
テレビの前の私の方。

その瞬間、日本中で同じような光景が展開されていたに違いない。


その後のジャンプも次々と決め、
何があっても絶対に転倒しないに違いないというほどの
安定感に満ちていた。

痛みを、薬で抑えているはずなのに、
ここまで堂々と演じていけるのは、何故・・・・・?

出るからには、絶対に優勝するんだという、強い決意があったから?

それとも・・・・・?


演技途中から、もう、湧き上がってくる涙を堪えることができなくなった。

私は家族に知られないように必死にさりげなく目元をぬぐいつつ、
「佳菜子ちゃん、凄いよおおおお!」と呟き続けるしかなかった。


本当に、そのくらい、凄かった。

凄かった、凄かったよ!!!


ひとかけらも不安を感じさせることなく、

佳菜子ちゃんは、最後まで堂々と演じきった。


フィニッシュの瞬間は、

全日本のように全身から喜びを爆発させるのではなく、

たった今、演じきった4分の演技を胸の中に落とし込み、

味わっているかのようだった。


できることをやった。

ありのままにやった。

そんな満足感だったのだろうか?


これで、絶対に優勝が決まった!と確信した。

その瞬間に現れてきたのは・・・女王・・・というよりも、

王者の風格。



痛みも不安も、何もかも乗り越えて掴んだ境地は、

佳菜子ちゃんに落ち着きを与え、

何があっても絶対に失敗しない「強さ」を全身から溢れさせていたに違いない。



でも、きっと、佳菜子ちゃん本人は、もの凄い緊張と戦ってたんだろうな・・・・。



もしかしたら、


あの足の痛みは、

緊張やプレッシャーと戦うために必要な鎧になっていたのかもしれない。。。と、

ふと思った。



順位や点数を気にする余裕を失わせるほど追い込まれることで、

逆に、一瞬一瞬にのみ集中していけるように意識を追い込んでいったのは、

足の痛みだったのではないか?


「何があっても、

 演技に集中し、最高の結果を出していける」


肉体の痛みも、SP首位というプレッシャーも、表彰台に上ってランキングを上げなくてはという意気込みも、

何一つとして、

演技への集中を妨げないのだという、

最高の経験を、今回、自分のものとすることができたんだな。



以前、ゆづるくんが、

「自分は、体調が悪いときや怪我してる時の方が良い演技ができる」みたいに嘯いていたが、


それは、こういうことだったのかとも、気付かされた。



「勝ちたい!」

この気持ちが強すぎて、

他の選手に目が行ってしまったり、

点数や順位に気持ちが逸れていったり、

そんな気持ちの揺れさえも許さないほどの、肉体的な制約が、負傷や病気。


その制約が、

実は、

演技そのものへの集中をもたらしていたのではないかなあと

今頃、気付いたのだよ、私は。



19歳、若い二人。


今、この二人は、真の王者たる資格を得て、

五輪の地へと、胸を張って向かうのだ・・・・(*゚ー゚*)



何が起ころうと、

この二人は乗り切っていくに違いない。



素晴らしい金メダルだね、

佳菜子ちゃん、おめでとう!!!!!



動画、お借りします。動画主様、ありがとうございます。





◆村上佳菜子「右足首の骨が痛い」…練習切り上げ
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/skate/20140125-OYT1T00300.htm?from=popin

フィギュアスケートの四大陸選手権で、女子の村上佳菜子(中京大)が24日午後、公式練習中に右足首の痛みを訴え、練習を途中で切り上げる一幕があった。

 山田満知子コーチは、「前から痛めていたところがちょっと痛くなった。五輪も控えているし、大事を取って早めにあがっただけ」と説明した。アイシングなどの処置を受け、痛みは軽減したという。同日夜の公式練習では軽めに調整した。

 村上は21日の練習後、「年明けに靴を替えたばかりで、右足首の骨が痛い」と語り、23日のSPは痛み止めを飲んで臨んだ。女子フリーは25日に行われる。

(2014年1月25日11時08分 読売新聞)



◆佳菜子 右足首痛も「本当に自信になった」ソチへ弾みの初V!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000091-spnannex-spo
(佳菜子ちゃんのコメントのみ抜粋)

「コンディションが良くなかったので、まさかここまでできるとは思っていなかった。今できることを全て出せた。すごくうれしい。今までの国際大会ではミスがなくても点が出なかった。五輪に向けて本当に自信になった」

そんな中でもSPでは「もっと思い切り滑る」フリーでは「つなぎの部分をうまくできるように」と課題も見つけた。ソチ五輪では「びびっても、もっとできるように頑張りたい。今回の試合よりも最高の演技を見せたい」と力強く語っていた。

 ▼山田満知子コーチの話 順位はあまり気にしないが、(村上が)できたことには大満足、大満足ですよ。自信を持って帰ることができる。五輪に向けて、自信につながった。

(スポニチアネックス 1月25日(土)17時32分配信 )



五輪の滑走順に影響するランキングを上げるために、無理して出場した大会だったから、
「五輪の滑走順に影響する世界ランキングのポイントも上積みし、有力選手がそろう最終2組に入りそうだ。」という部分も、本当に、嬉しいね。



◆スポナビ実況 「五輪代表の村上が初優勝! 15歳・宮原2位、今井も健闘の4位」
http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/2032


◆リザルト
http://www.isuresults.com/results/fc2014/CAT002RS.HTM

(総合順位 名前 国名 総合得点 SP順位、FS順位 の順)
1 Kanako MURAKAMI
JPN
196.91 1 1
2 Satoko MIYAHARA
JPN
186.53 4 2
3 Zijun LI
CHN
181.56 2 3
4 Haruka IMAI
JPN
175.40 3 6
5 Courtney HICKS
USA
169.99 7 4
(以下略)


◆FSのリザルト詳細
http://www.isuresults.com/results/fc2014/SEG004.HTM
Pl.

Name Nation       TSS = TES +  PCS  SS  TR  PE  CH  IN Ded.- StN.
1 Kanako MURAKAMI JPN 132.18 69.25 62.93 7.86 7.61 8.04 7.82 8.00 0.00 #20
2 Satoko MIYAHARA JPN 126.26 68.76 57.50 7.14 7.04 7.29 7.36 7.11 0.00 #21
3 Zijun LI     CHN 118.72 61.46 57.26 7.18 6.96 7.21 7.25 7.18 0.00 #17
4 Courtney HICKS USA 113.63 58.28 56.35 7.18 6.89 7.04 7.11 7.00 1.00 #14
(以下略)


ピンク太文字






◆プロトコル
http://www.isuresults.com/results/fc2014/fc2014_Ladies_FS_Scores.pdf

3T+3TについたGOEの1.90は、歴代最高とも言われています。(聞きかじりなので、もし間違っていたら、ご指摘下さい)

あんなに大きくて美しく安定した3T+3Tは見たことがない!と感動していたら、そんな情報が入ってきたので、嬉しくなって書き付けてしまいました。





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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。