朝日記事に関する中京大湯浅教授(中京スケート部部長)からの返答 ~専門家の方々へ心からのお願い | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

本日5本目。

1/19に書いた『(追記)ブライアン、GJ~о(ж>▽<)y ☆ そして、朝日はどうしたんでしょね? 』と、
1/27に書いた『中京大教授(=中京大スケート部 部長)の記事に呆れながらも、もうひとこと書いておく朝 』の続きです。


この記事で「羽生選手と宇野選手が16~17年のシーズンに跳んだベスト4回転ジャンプを解析したところ」として挙げられたデータには、どの試合で跳んだジャンプを測定した結果なのかが一切記されておらず、数値的にも納得いかないもので、読めば読むほど、頭の中に「?」が無限に増殖するばかりでした。

このデータについて、湯浅教授(中京大教授、中京大スケート部 部長)に質問し、お返事をいただいた方が、その内容をシェアして下さったという記事がありましたので、ご紹介します。
http://pikorepo.com/yuasakyojyukaitou-10200

公開の経緯から内容の詳細まで、とても丁寧に書かれていますので、この記事自体をお読みいただければ、それでOKなのですが、

敢て自分用にまとめておくことにしました。

「16~17年のシーズンに跳んだベスト4回転ジャンプの数値として、朝日新聞に載せた羽生選手のデータは、どの試合の時のどのジャンプの分析結果なのか」についての答えは、次の通り。

①2017年全日本の非公式練習での4ルッツ成功演技、
②2017年9月ACでの4ループ成功演技、
③2017年10月のグランプリでの4ルッツ成功演技などの動画

この3つの動画を元にした、とのこと。


でも・・・

①と②は、この世に存在していないものであり(①には出場していない。②では4ループは跳んでいない)、③は「など」と記述し、他にも分析対象としたものがあったことを示唆するのみで、明示していない。

トウで跳ぶジャンプとエッジで跳ぶジャンプは性質が異なるので、ごちゃまぜで平均したデータを作ることに意味があるのか、そのデータを選手のデータとして比較することは意味があるのか。

比較するのなら、跳ぶための条件を一定にしてデータを取らなければ、そもそも、データそのものが比較に足るもの、有意なデータではないのではないか。比較する意味がないのではないか?

などなど再度質問したところ、

↓↓

ごちゃまぜでまとめたことが誤解を招く原因と分かり、反省している。

②2017年全日本の非公式練習というのは、羽生選手ではなく、宇野選手の動画でした。

様々なご指摘に感謝します。

↑↑
という返答があったとのこと。


以上、Upしていただけてる記事から、
質問と答えをざっくりと”自分用に”まとめてしまいました。

かなり端折ってますので、ご興味のある方は、必ず元記事を丹念にお読みください。


私の個人的な感想としては、
そもそも、大手新聞の科学欄に、大学教授の肩書で提供するデータの作り方としては、信じられないほどに杜撰だと思いました。

学士の卒論だって、これじゃ通らない。指導教授から突き返されるレベル。つまり、こんな卒論を書いたとしたら、研究者になるどころか、大学だって卒業できませんよ、ということ。
(ちなみに私の同級生は、出した卒論がダメダメだからと、卒業旅行先のヨーロッパまで教授から電話がかかってきて、慌てて帰国、書き直し、再テスト・・・そんなこともありました。)

この教授は、その程度のレベルの研究者なのか?!中京大学っていうのは、その程度のレベルの大学なのか。それ、大学教育をしてるっていえるレベルか?

さらに、この教授は医学博士だということだが、この程度の分析もできない医学博士って、何??? どうやって博士号を取った?あり得ない。(念のため書いておきますが、リアルで親しい医学博士が何人もいるので、彼ら彼女らとの比較で叫んでますっ!!)

だからむしろ、実は、この教授は、
今回のデータ作りには全く関わっていないんじゃないかな?って想像しています。学生にでも丸投げして作らせたんじゃないかな?って想像しています。その方が、納得し易いじゃない?

学生にデータを作らせて、内容チェックを全くしないまま、数値だけを朝日新聞に渡したんじゃないかなってね。

データの作りが「大学卒業可能レベル」未満だってことの説明にもなる。



そんな風に考えなければ納得できないような杜撰な方法で作られたデータで、現役選手の優劣を謳うような記事が、

しかも、自分が部長を務めるスケート部の選手が優れていると印象付けるような記事が、

日本最大手メディアの一つである朝日新聞の、それも科学欄に掲載されたことに、激しい怒りと落胆を感じます。

我が子可愛さのインチキ記事と揶揄されても仕方がないでしょう。

このままでは、
「我が国が誇る世界チャンピオンが、実は稚拙なジャンプしか跳んでいない」と読み取れるような記事を書いたと、日本スケ連から名誉棄損で訴えられるかもしれないレベルじゃないですか。

訂正も謝罪も、ないなんて・・・・o(TωT )



さて。

私は、ネット上で見つけた、ある記事を元にして、この記事を書いている訳で、

その記事が真実だと言う証拠を何か握っている訳でもなんでもない。

(この方が書いている他の記事は、画像などを元にしているので、かなり信ぴょう性の高い分析記事、まとめ記事だと感じています。分かり易い記事を書いてくださることに感謝しております。)

尤も、そもそもが、メールのやり取りをもとにした記事なのだから、画像などの証拠を出すことは、無理なテーマな訳ですが。

もしかしたら、私がまるっと騙されている可能性だって、無いとは言い切れませんよね、そのように自覚しています。




そういった前提で、敢て、書きます。

大学教授などの専門家が、大手メディアや専門メディアに対して、フィギュアスケートのジャンプ等の技術について、データを提供することは、今後もあるだろうから。

どうか、専門家の皆さまは、専門家としての誇りに懸けて、どうやって作られたデータなのかを、きちんと読者に示せる形で、メディアに提供して下さい。

混ぜては意味をなさなくなるものを混ぜたり、誰のデータなのかを取り違えたり、ありもしないデータを基にしていたり・・・・。そうやって作ったデータは、「捏造されたデータ」と呼ばれるべきものです。捏造されたインチキデータに基づいた記事を読まされるのは、もう沢山です。


専門家らしい分析をしてください。

どうか、お願いします。




こちらもどうぞ(*^-^*)本日の履歴
結弦くんの背筋が凄いって話。
結弦くんの感謝の気持ちの表し方~リンク周りのゴミ拾い、ロッカールーム掃除などなど
IOC公式「ユヅルのライバルは、ユヅルだけ!」五輪公式が讃える羽生結弦
これから出るゆづ本、今週出た本。




(結弦くんの4回転ルッツ)



結弦くんの平昌金メダルを、一緒に応援して下さる方は、『ここ』か↓のバナーのクリックをお願いしますp(^-^)q



最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
お写真など、いろいろお借りしました。感謝と共にUPします。

※amazon フィギュアスケート関連図書一覧
※ブログランキングへの投票方法(ちょい説明)
※コメントポリシー
※アメンバー申請なさる方へのお願い事項