ドツボにはまる | 月のベンチ

月のベンチ

両親の闘病記


昨日は
見事にドツボにはまった。


……
病院でいろいろあり、多少切れ気味にクレームを言ってしまった。

それも、私が見つけて言わなければ、ずっとそのままだったかも…



一昨日より昨日、
昨日より今日

筋緊張が高くなっていた。

あまりに緊張が高いと、療法士さんも手が出せないそうだ。


どーしたらいいか、

どーすればいいか、


頭の中でカラカラ空回りしている。



紹介されていた(私に紹介されたものではないけれど)
幾つかの方法も、一つずつ試している。

まずは腰を上げる(解放する)こと。
ベッドに上がるのはためらわれたので、ベッドを一番低くして、お姫さま抱っこの変形で母の体のバランスを崩さずに脚だけ抱えあげる。
結構力は要るけれど、まっすぐに腰が浮き上がれば大丈夫だろうと思う。

数十分から一時間はやった方がいいらしい。
が、時間がないのと、力不足とで数分しかできていない。
これでは緊張緩和にもならないだろうけれど…

明日は休みなので、もっと頑張ってみる。
母に適した方法かは、続けてみないとわからない。
やらないよりはいい。


それにしても…5○Kgの母は重い…

リクライニング車椅子の移乗さえも、スライディングシート使用で三人がかり。

気管狭窄のため、気管切開部を安定した状態に保ちながらの身体の移動が必要だから。





何度も言うけれど、
(だから、誰に?)あきらめたんじゃない。

現状維持がギリギリなだけ。

すべてあきらめたんだったら、自主リハもマッサージも何もかもやらない。


現状で停滞するしかなくても、後退せざるを得なくても、努力はする。

たとえ、誰にもわからない小さな僅かな努力でしかなくても。