筋緊張 | 月のベンチ

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両親の闘病記


三日くらい前から緊張が異常に高い。
母の緊張はしつこく記事にしているが、
その高さが何時間も持続し、一時間に数回さらなるピークが来る。
顔が『ヒィーッ』と叫ぶかのように歪み
全身の筋肉に力が入る。
左半身は硬直してブルブル震え、
手足を持ち上げようとしても指先まで力が入って伸びたまま持ち上がらない。

右半身は肘と膝が屈曲し、クッションを入れても入れてもクッションを越えてしまう。
排便量が少なかったのだろうか…?
やはり浣腸した方が良かったとか?
それとも他の理由?

母に話しかける口調は穏やかに努めたが、内心凹みまくりだった。

おまけに、父親が来ていて、唾液をとるために場所をあけてもらったところ、
『チッ』
と舌打ちされ、キレそうになった。
あなたに舌打ちされたくないです!


母の緊張と数時間対峙しているだけでも心臓に圧迫感を覚える。
だから、いい意味での『肩の力を抜く』ことは重要なんだろう。

でも、これくらいでストレスを感じていたら、24時間看ている人はどんなにストレスだろうかと思う。
とくに急変のとき、その判断もつけなければならない。

正直、怖い。

みんな、怖いはず。

怖くない人は、いないだろう。