拘縮 | 月のベンチ

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両親の闘病記

母は筋緊張の出ている間中、関節の可動域が極端に狭まり固くなる。
これが酷くなって次第に腱が短くなり、関節が完全に固まってしまうと拘縮になると言われた。
それを遅らせるために毎日マッサージや可動域訓練をしているわけだが、最近X脚が悪化。
側臥位が難しくなった。
とくに右側臥位。
右脚が屈曲し内旋するので、右に倒れるべき右脚が左脚と接触してしまう。
緊張がひどくないときはならないのだ。
開脚が困難になるとオムツ交換も…難しい。
毎日必死にやっているが、やはり足りないのか、こればかりは何とも。。。追いつかない状態になりつつある。
腱を切る、なんて手術は母には到底無理。
筋弛緩剤の調整をしながら、となっていくのだろうか。
脚が開かないと、衛生管理も大変になるだろうな…
今は腋をしめてしまうので、両手足の指と同様頻繁に拭かないと蒸れるし湿疹が出来てしまう。
毎日やっているものの、夏場は困る。

病室の母のベッドサイドの狭いスペースで用具を出し入れしたり、床を拭いたりと作業をしていると、ときどきウワーッと叫びたくなる。
病室は割と広いのだが、この病室は重病患者ばかりで、ベッド間を2m以上あけないと飛沫感染等が心配。
棚やボックスのある側がどうしても狭くなるのだ。
狭い場所でいろいろ動き回るとイライラするが、これは自分で決めたベッド位置なのでしかたがない。

今日は壁に便がついていた…

蛇足ですが、長い記事を毎日更新していて時間がある?と思われるかもしれません。
殆ど電車やバスの移動中に書きためてます。f^_^;