『世界から猫が消えたなら』 | 月のベンチ

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両親の闘病記

こういう題名の小説が出ていることに、電車の中吊り広告で初めて知った。

内容は読んでいないので。

以下、紹介文

『僕は生きるために、消すことに決めた。

今日、もし突然、
チョコレートが消えたなら

電話が消えたなら
映画が消えたなら
時計が消えたなら
猫が消えたなら

そして、僕が消えたなら…


世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか。

30歳郵便配達員、余命あとわずか。

陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに一日の命を与える。
僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間がはじまった


消してみることで、価値が生まれる。
失うことで、大切さがわかる』



価値が生まれ、大切さがわかる。。



読んでいないので、主人公が何を考え、何を選んだのかはわからない。
作者が何を導き出したかったのかもわからない。

ただ、漠然と思ったのは、自分の私利私欲、自己満足、自己都合(ストレス解消)のためだけに他の命をないがしろにしたり、消そうとするのは、地球上で人間だけだろうな…

と思った。





本は好きだった。
毎日読んでいた。
母が倒れる前日まで。
母の病気・障害関連以外の本は、読みたいが、読めない理由がある。