私の中にはきっと鬼が住んでいる。
嫉妬、羨望、憎悪、侮蔑、嘲笑、、、
ありとあらゆるマイナスの感情がその裏にある。
ひと皮むけば、それらが一気にわいてでるだろう。
『献身的』に『介護』をしていると、端から見れば思えるのだろう。
だけど、24時間ずっとそれが続いてるわけではない。
私の中には鬼が住んでいる。
それは、優しい『人の形』をしている。
私はそれを知っている。
そして、それを追い払えない。
私には正義の欠片も、慈愛の片鱗もない。
鬼だから。
それを追い払うには、たぶん、“器”ごと“追い払う”しかないのだろう。