大腿骨頸部骨折 | 月のベンチ

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両親の闘病記


だそうだ。

ふつうなら、即、救急病院で手術になるのだが、寝たきり、意識障害者は、立って歩くことがないから病院側は積極的治療はしたがらない。

前にも書いたが、寝たきり、意識障害者は、診察や検査もろくにしてもらえずに帰されてしまうのだ。
うちだけでなく、他にもそういう話はいくらでもある。
当時の私が無知だっただけ。

同じ命なのに、歩ける歩けないで差別されるのか。。。と思う。



母は今、安静第一で、バルーンも入れられているし、体交もほとんどできない。
ベッドのギャッジもできず、栄養を滴下するのも口腔ケアも大変。

病院側にはスタッフのケアの仕方についてきっちり言わせてもらった。
院長は感情的になっている家族とは話したがらないので、出来るだけ無表情で低い声でゆっくりと訴えてやった(`ヘ´)

号泣したのは初日だけ。
泣いてなどいられない。
寝たきりの高齢者には骨折はこれからもあるだろうから。
とくに女性は。

母はまた心拍数110台。
熱も出た。