病院でのケアが、家でやるようには行き届かなくて
毎日毎日母がかわいそうでかわいそうで
真っ赤になったお尻も痛々しい
家ではそんなことなかったのに
気をつけてとしか言えず
毎晩帰宅しても家事以外何もやる気がしない
自分の病院も行く気がせず、
もともと自分のことは何もしなかったけれど、さらに何もする気が起きず、
ごはんも砂みたいにしか感じない。
ただただ、母がかわいそうでならない。
何とかしたいけれど、気管を何とかしないと家に戻せない。
ほんとうに
知らないということは気楽だ
父親や兄は『知らぬが仏』でいいご身分だ
自分のことしかやらない
自分のことが出来るだけいい?
ふざけないで
そんなセリフ
私に言うな!
いつになったら帰れるんだろう?
散歩にも連れて行ってあげられない
いつになったら見通しがつくんだろう?
いったい何が最善の選択なんだろう?
私はこのベッドサイドで、いったい何時間手をこまねいて過ごしているのだろう?
やるべきことはたくさんあるのに、自分に『主導権』がない。
治療法を決めていないから、退院の目処も、ケアプランさえ具体的に進められない。
ただ、『何もしない』時間がどんどん過ぎて行くだけ。
何てもったいないんだろう。
在宅続行していたら、10月にはヘルパーさんたちが大勢入って、リクライニング車椅子レンタルして、散歩する予定にしていた。
嚥下に詳しい歯科医と歯科衛生士さんがついてくれていたから、少しでも何かできたらと計画していた。
何かあると、行いが良いからとか悪いからとか言うけれど、私はそんなに行いが悪いんだろうか。
それならそれで、私の周りでなく、私自身に病気なりケガなりを与えればいいではないか。