キシコの家は、土足生活が普通だ。

日本みたいに家の中が玄関より一段高くなっていることはない。

なので、日本人のように家の中では靴を脱ぐ生活をしたい人は、玄関の「この辺」で靴を脱いで「この辺」より先はスリッパや裸足で、ということをしている。


うちも室内は土足厳禁にしている。

一度、水道メーターのチェックに来たメキシコ人にスリッパを促したら、そのまま土足でうちに入って作業を進められてイラッとした。モップをかけたばっかりだったのだ。


今日も久しぶりにモップをかけた。掃きそうじはなんとか頻繁にはやるけれども、なかなかモップまで辿り着く気力がない。

水を汲んで、モップをぬらして、モップがけして、終わったらモップを洗ってバケツを洗って、という一連の流れを考えると、なかなかモップに手が出ない。

しかも、赤ん坊がモップの最中に泣いたりすると面倒なので、完全に寝入ってるときにやりたい。

まあそんなの待ってたって寝るかどうかなんてわからないので、大体お腹をいっぱいにした状態であれば、起きてようが泣いてようがさっさとモップがけしてしまう。ただ、寝てるときがベスト。


土足生活を送っていないのでほこりもそんなにたまらないかと思いきや、ほこりはすぐさまたまる。

やっぱり、玄関が一段高くなっていないので靴についた外からのほこりはすぐさま家に入ってくるらしい。

それに、メキシコシティはすごく大気汚染がすごいので、やっぱり窓を開けているだけですぐにほこりは入ってくるのだ。


なので、掃き掃除だけじゃぁやっぱり足りないのだ。

日本では、掃除機かクイックルのあとに水ぶきをしていた。水ぶきをすれば、埃も取れるので重要だ。

ここメキシコの家は、日本の家よりも広いので、ぞうきん水ぶきは疲れてしまう。ぞうきんは細かくきれいにできるし、じゃぶじゃぶゆすぐだけで終わりなのでらくだ。

でもぞうきんが大変なのでモップがけをしている。


モップがけのあとは達成感に満ちているが、またすぐ埃っぽくなってしまうのできれいな心は長続きしない。

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