みなさん、こんばんは^^
12月に入り、すっかり寒くなりましたね。
横浜はまだ初雪は降っていないですが、朝晩はかなり冷えるようになりました。
さて、寒い季節は家に籠りたくなるということで・・・
最近NETFLIXをよく見ています。(ステマじゃないですよw)
今日はその感想を。
「死の賛美」(韓題:사의 찬미)
★★★☆☆
全3話。
イ・ジョンソク&シン・ヘソン主演
タイトルからして暗そうなドラマですが、本当に暗く悲しいドラマでした・・・(苦笑)
【ストーリー】
日本統治時代。東京で出会った天才劇作家キム・ウジンと美声のソプラノ歌手ユン・シムドク。道ならぬ恋に落ちた妻帯者と新女性の美しくも悲しい物語。
資産家の息子で小説家志望のキム・ウジン(イ・ジョンソク)は、音大留学生のユン・シムドク(シン・ヘソン)と出会う。
二人は同じ学生劇団に属し、次第に心惹かれ合っていく。
しかし、(日本統治時代が描かれているため)公演の準備中や公演で全国を行脚している際、突然、憲兵警察が乗り込んできてぶん殴られたり、連れていかれたりする。(説明が雑w)
そんな危険を冒してでも、ウジンは劇団員たちと朝鮮文化を伝えるための舞台を続けようとする。
初めは疑問を持っていたシムドクも、いつしかウジンの夢を応援し、彼を支えるように・・・。
一方のシムドクも、ソプラノ歌手になるという夢を追いかけ、「いつか公演した時は見守ってほしい」とウジンに頼むのだった。
そうして二人は互いに特別な感情を抱くようになるのだが、ウジンはシムドクにキスをしようとしてやめたり、あと1歩縮まらない二人の距離。
その理由は、シムドクにとって残酷な形で知らされることに・・・
ある日、ウジンに招待され、劇団の仲間と共に彼の故郷・木浦の本家を訪ねたシムドク。
そこで知った思いもよらぬ事実・・・
それは、ウジンが実は妻帯者であることだった。
妻帯者だとは知らずにウジンを好きになってしまったことに、シムドクの心は揺れる。
そして一人、悲しみに暮れながらウジンの実家を後にするのだった。
一方のウジンも葛藤していた。
ウジンは資産家の息子で、若くして政略結婚させられており、妻との間に愛はなかったのだ。
さらに父親から、小説家になる夢はあきらめて家業を継ぐように言われ、夢も恋も八方塞がりだと感じていた。
いつだって、自分は父親の言いなり。
自分の人生を歩むことができない苦しみを味わっていたのだ。
シムドクに想いを寄せながらも、その手を取ることができないウジン・・・。
そして二人は離れ離れになるのだった。
―5年後
シムドクはソプラノ歌手になる夢を叶えて、コンサートを開催する。
その場所は、かつてウジンに「もし歌手になれたら見守ってほしい」と約束した会場だった。
ウジンは父親の会社を継ぎ、毎日書類を確認し判を押すだけの味気ない日々を送っていた。
そこで偶然ウジンは新聞でシムドクのコンサートのことを知り、会場に現れる。
満席の会場で、響くシムドクの歌声。
切ない愛の詩に乗せた美しい歌声は、いつかの彼の面影を思い出させた。
いや、面影ではなかった。
シムドクはずっと忘れられなかったウジンの姿を客席の中に見つけ、思わずコンサートを放り出して追いかけてしまう。
5年ぶりに再会した二人は、会った瞬間に理解するのだった。
ずっと会いたくてたまらなかったこと。忘れられなかったこと。
そうして二人はもう耐え忍ぶことをやめ、秘密の関係を始める。
二人だけの時間を過ごすようになるウジンとシムドク。
しかし、資産家の息子でかつ妻帯者であるウジンと、貧乏な家庭に育ったシムドクの恋は許されるものではない。
二人の抱える問題は増える一方なのに、それに比例するように愛は膨れ上がっていく。
色んなものを犠牲にしてでも、愛を貫くことを決めた二人は、すべてを捨てて、二人一緒に生きていこうとするのだが・・・
そんな選択すらできない不自由さに絶望するのだった。
これから、どうやって「自由」を手に入れるか。
二人が共に考え、導き出した答えは、悲しすぎる結末だった―。
結末は、あえて言わないでおきます
気になった方は、ぜひご覧になってみてください。
なんと、このお話・・・実話を元にしているそうです。
そして韓国では何度も舞台化されている有名なお話。
日本統治時代なので、主に憲兵警察や朝鮮総督府が悪く描かれているところもありますが、
劇団員の中に親切な日本人がいたり、ウジンとシムドクに影響を与えた日本人作家として、有島武郎の名前が出てきたり・・・・
韓国映画の中には、日本をボロクソに描く作品もありますが、このドラマはすべて否定する内容ではないところに好感が持てます。
(ウジンとシムドクも日本語の台詞がけっこう出てくるんですが、けして流暢とはいえないけど、がんばってます・・・)
彼らを苦しめたのは、時代のせいだけではなく・・・置かれた環境=一番身近にいる家族の存在だという点が、とても悲しいです。
韓国ドラマって、家族の犠牲になる主人公っていう設定が多いですよね。
悲恋物や日本文学がお好きな方は、このお話共感できる部分があるかもです。
そういえば、「ロマンスは別冊付録」でも夏目漱石の話が出てきたり、けっこう日本文学って韓国で愛されてるのかなと思いました。
村上春樹や東野圭吾も韓国で人気ですしね。
私は、このドラマは途中で眠気に襲われながらがんばって最後まで見た。という感じでした(^^;)
でも主演のふたりの演技はすばらしかったです。
イ・ジョンソクくん、色んなジャンルの作品を残して入隊していったんだなぁ・・・と改めて思いました。
少女漫画に出てきそうなイケメンキャラだけでなく、サイコパスから、妻帯者から色々と・・・
でも今回のウジン役はちょっと渋いイメージなので、私はやっぱりラブコメのとびきり可愛いジョンソクのほうがいいかなー?と思ったり。
最近だと、やっぱり「ロマンスは別冊付録」のウノ役が一番好きです。
全然ジャンルが違うので比べるのもあれですが、「死の賛美」より、こっちの方が個人的におすすめ☆
よかったら見てみてください~(*^-^*)♪
次はこの映画を視聴予定です💛
「ユ・ヨルの音楽アルバム」
キム・ゴウンちゃんとチョン・ヘインくんって、もう面白くないわけがない・・・
そしてこの雰囲気。私好みの映画だって見なくてもわかる
それでは、またー!
※画像お借りしました。