みなさん、アニョハセヨ~
今日は快晴ですが、風が強すぎて洗濯ものが干せなかった・・・
こういう時サンルームのある家に引っ越したいと思う私です。
さて、最近「ある春の夜に」を見はじめました。
主演:チョン・ヘイン & ハン・ジミン
原題:봄밤(春の夜)
監督:アン・パンソク
脚本:キム・ウン
ふたりとも好きな俳優さんなので、嬉しい。
ただ1点心配だったのが、このドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」と制作チームが同じということ。
「パンヌナ」は、役者も空気感もすごく好きなんですが、どうしてもヒロインに感情移入できなかった。
これ、一番好きな女優ソン・イェジンさんじゃなかったら、途中でリタイアしたと思う
だから、今回ジミンちゃんが演じるヒロインも好きになれなかったらどうしよう~・・・と思っていたのですが
1~6話まで見た感想は、どこにでもいる普通の女性って感じで好感が持てました。
【ストーリー】
ある日、6歳の子を持つシングルファーザーで薬剤師のユ・ジホ(チョン・ヘイン)は、薬局に「二日酔いの薬がほしい」と現れた客 イ・ジョンイン(ハン・ジミン)に好感を抱く。
財布を友達の家に忘れて、代金を払えなかったジョンインのため、ジホは仕方なくお代を立て替えることに。
「必ず返す」と言って、ジホの連絡先を聞いたジョンイン。彼女もまた、ジホのことが少し気になっていた。
けれど、ジョンインには長く付き合っている恋人がいて、その恋人はジホの親友の先輩にあたる人だということが後に判明。
それでも、会う度に少しずつ惹かれ合っていく二人は、なんとかお互いを忘れようと試みるものの・・・?
ざっくり書くとこんな感じ^^
まず新鮮なのが、ヘインくん扮するジホが、シングルファーザーという設定。
少しネタバレになりますが、ジホの息子・ウヌの母親は、ジホの元彼女なのですが、ある日妊娠したといって突然現れ、生んだ後は息子をジホの元に置いて海外に逃亡するという最低な女性・・・。
(今のところ6話までには出てきておりません。)
超個人的な意見ですが、これ彼女が亡くなってたほうがよかったな~
ジホもそうだけど、ウヌが可哀想で・・・TT
ジホは、ウヌを両親の家に預けていて、週何回か寝かしつけに行ったり、お休みの日には遊びに連れていっている感じで、親子2人で暮らしているわけではなく、職場の近くで一人暮らししています。
わりと早い段階で、ジョンインはジホがシングルファーザーだということを知るのですが、それについて「子供がいることは問題じゃない」と、ほぼ全く戸惑いを見せなかったところが、ジホがジョンインに惚れた最大のポイントなのかな?と思います。
初めの方は、ジホがジョンインのことを好きな気持ちが膨れ上がっていくのですが、
ジョンインには彼氏がおり、しかもその相手がジホの親友の先輩(職場の上司)で、週末に一緒にバスケをやる仲間でもあることがネックになっています。
ジョンインは、ジホが好意を示すと「私には婚約者がいます。だから、友達になりましょう。」というのですが、ジホは「それは断る」と拒否します。
そりゃ恋愛感情がある相手と友達になるなんて、無理な話。
でも、ここで完全に突っぱねずにジホとまた会う機会を持ちたいと思ってしまうジョンインの複雑な女心。
彼氏のことも大切だけど、ジホのこともちょっと気になるんですよね。
「友達」という予防線を張っておけば、自分は悪いことをしていないと思える・・・ジョンインのちょっとズルいところが垣間見えるのですが、私はこの気持ちすごく共感しました(笑)
だって相手ヘインくんだよ?
ヘインくんが自分のこと好きだって言ってるんだよ?
そりゃ、手放すのもったいなくないですか?www(ビッ●的発想)
そのジョンインの隙・・・というのが、ジホの想いをますます加速させちゃうんですよね。
彼氏がいるのに、自分に電話してきたり、理由を付けて会いに来ようとしたり。
「友達」なんて言っておきながら、本当の気持ちはどうなの?って期待してしまうのです。
だからジホもつい「声が聴きたくなって電話した」とか「会いたくて来た」とか言ってしまう。
あーもうじれったい。(心の声)
ここで、すごく好きなシーンがあるんですけど
ジホが、たまたま帰り道にジョンインを見かけるんです。
ジョンインは職場の同僚と飲みに来ていて、外のトイレに行って店に戻る途中、ジホから電話がかかってくる。
ジョンインが電話に出て、顔を上げると道路の向かい側にジホが立っている。
「帰り道に君を見かけたら、声が聴きたくなって電話した」というジホ。
ジョンイン「私たちは...」
ジホ「友達だろ?分かってるから心配しないで。電話も迷惑ならやめておく。」
ジョンイン「私もわからないの。どこまでがよくて、どこからだめなのか。この状況がもどかしい」
ジホ「僕にどうしてほしい?」
ジョンイン「何が出来る?」
ジョンインの元に歩き出そうとするジホに
「来たらだめ。いけないわ・・・」って言うんです。
「いけないわ・・・」って1度で良いからイケメンに言ってみたくありません?w
茫然と立ち尽くすジホの姿がせつなかった。
でも、もっと切ないのが、、
友達の元に戻ったあと、店の中からジホの方を見つめるこの表情。
涙を必死で堪えるジョンインに胸が痛みました。
心に嘘はつけないよね。
それでも、やっぱりジホは忘れられなくて、ジョンインの職場(図書館)にいきなり行ったりしちゃう。
本の隙間から、働くジョンイン眺めたりしちゃう。
どうでもいいけど、韓国の恋愛ドラマってどうしてこうみんな行動がストーカー的なの?ww
「男と女」のコンユさんも序盤ただのストーカーだったしwww
たとえば私が図書館司書で、いきなり本の隙間から男の人と目が合ったら
たとえ好意を抱いてる相手でも、「ひぃっ」ってなりますけど・・・(;'∀')
ここでヒヤヒヤしたのが、ジョンインがジホと目が合って、ジホを見つけに歩き出したところで、彼氏が登場するシーン。
うわぁっ!昼顔みたい・・・修羅場きた!?と思ったら
あと一歩のところでジホが本棚の陰に隠れます。ふー・・・よかった(汗)
ジョンインも、ジホが来たと思って(たぶん)嬉しかっただろうに、突然彼氏に肩叩かれてビクッとします。
もうこの時点で、浮気してるも同然なんですけどね。
彼氏がその場を離れた後、ジョンインはジホにメールをします。
けれど返事がないため、電話することに。
ジョンイン「メール見た?どうして返事しないの?」
ジホ「見たよ」
ジョンイン「私たち、後ろめたいことはしてないわ」
ジホ 「するつもりは?」
ジョンイン「...」
ジホ「自信がない?」
ジョンイン「ジホさん」
ジホ「僕は最初から友達になる自信はなかった」
ジョンイン「その話はもう終わったはずでしょ。」
ジホ「なら(彼氏に)友達といえば?だから誤解しないでと僕が言おうか?」
ジョンイン「今どこ?会って話しましょう」
ジホ「....今会ったら、後戻りできなくなる。」
この会話、もう最高すぎて。
(テストに出るところ太字にしました←)
ときめきが止まらない~
二人は、もうぎりっぎりのところで気持ちを抑制してるんですよね。
この我慢してる感じがめっちゃ良い。
もういいじゃん~さっさと乗り換えちゃいなよー
って視聴者は思ってしまうんだけど、このじれったさこそが韓ドラの醍醐味。
でも、ジョンインってば
ダメよダメよと言いながら、また薬局に来ちゃうのです。
そりゃ、そうだよね・・・
理由付けてでも会いたいよね・・・
ジホもつい嬉しくて、この笑顔。
そして2人はお互いの気持ちについて、正直に打ち明けようとする。
「僕にどうしてほしい?引き止めようか?」
「ジホさんこそ、わたしにどうしてほしいの?
彼氏のことなんて関係ないって言ってほしいの?
大体、なんで図書館に来たの?」
お互いへ質問責め。
恋の駆け引きみたいな会話になってしまう2人。
すると
「.....会いたくて」
急に素直////
(ここ、どきーっとした)
このジホの、急に直球ストレート投げてくるところが、あかん。
こんなん好きになってまうわ。
諦めようとしても、いざジョンインが目の前に現れると気持ちが揺れてしまうんですよね。
そしてジョンインもまた、「私の方こそ、友達と言いながら電話したり、こうして理由をつけて会いに来ていた。ごめんなさい」と、ジホに謝る。
やっと認めたね。。。
素直になったジョンインは
「あなたと知り合えてよかった
良い人だから」と言うのだけど
ジホは「違うよ。悪いことをしそうだ。」と、いちいち女心を掴むワードをブン投げてきます。
やめて?←
さらに
「何も望まないから顔を見に行っても良いかな。
君にバレないようにするから。」
と人知れず思い続ける許可を得ようとします。(またの名をストーカー公言)
でも、ジョンイン「それはだめ。そんなことしたら....」と。
そりゃあ思い続けられたら、たまったもんじゃない。
そっちが気になるに決まってる。
っていうか、もう答えわかってんだから
早くキスでもすればいいのに....(疲労)
強引にはいけないジホ、ジホの胸に飛び込めないジョンインにもうじれったさMAX。
でも、ジホはやっぱりあの図書館で彼氏が現れて自分が隠れた時に、「自分はいけないことをしている」と自覚したと。
自分の気持ちに素直に行動したいけど、彼氏にも悪い。
2人の間で悩むジョンインのことも心配。
ならば、ただ自分だけがバレないように片思いしていればいいと思ったよう。
もしジョンインの彼氏がジホの全く知らない人だったら、ジホもガンガン攻められたのでしょうが・・・
ジホは気持ちを整理しようとします。
ああっ、諦めたらダメ―(涙)
頼むから彼氏から奪ってーーー!と、どうしても思っちゃう私。
だって相手はヘインく・・・(黙れ)
でも、ジホは、ジョンインが自分を選ぶことによって、たくさんのものを失って、自分よりも傷付くことになるのがわかってるんですよね。
で、いざジホが諦めようとすると・・・
ジョンイン。
急に引き留めようとします。
なんてわかりやすい女なんだw
(押してもだめなら引いてみな大作戦が、見事にハマるタイプのよう。)
「あなたは勝手に見守ればいいけど、私はどうしたらいいの?私も勝手にあなたを追いかけ回せばいい?」
って言ってしまう。
これもう告白だよね。
「あなたはそれでいいかもしれないけど、私の気持ちも考えてよ!」って。
おいおい・・・
ジホ「じゃあ勝手にしていいの?」
ジョンイン「だめ。」
どうしたいねんwww
距離を置こうとするんだけど、どうしたってお互いのことが頭から離れないわけで。
やっぱり、、
ジョンイン、こうと決めたら猪突猛進。
「どうして電話出てくれないの?
私のこと迷惑?」
って・・・急に重いな(笑)
これにはさすがにジホも引いちゃうだろうよ。
「ああ、迷惑だ」と答えるジホの口を塞ぎ、泣いてしまうジョンイン。
もう~、どうしたらいいんだよ。
泣きたいのはこっちだよ状態のジホ。
だって、無理強いはできないし
立場上ジョンインが来てくれるのを待つしかできないわけですからね・・・
でもたぶんジョンインは、もう強引に奪ってほしいと思い始めてるんだろうな。
この後、ふたりは夕飯を食べに行った後、カフェで話をするんだけど
もう完全に最初と立場が入れ替わってて
諦めて欲しくないジョンインと、遠ざけたいジホという図。
ジホは、ジョンインのことが大切だからこそ、これ以上苦しめたくないわけで。
ジョンインは、ジホが遠ざかってしまうのが悲しいわけで。
「嫌。」
この目に涙をいっぱい溜めて、「싫어 (シロ)」っていうのが可愛かった。
もうわかったよ。
ジョンインはそんなにジホのことが好きになってしまったのね。
そして、ついに彼氏と別れることに・・・
ジホのことがなくても、ジョンインと彼氏はマンネリ化していて、熟年夫婦みたいになってたんだけど
彼氏に引き留められます。
2人の一番の心のすれ違いは、彼氏の父親が大物で、ジョンインとの結婚を認めてなかったこと。
そして、ジョンインの父親は、彼氏の父親の部下。
この上下関係がまたネックになっている。
彼氏はジョンインと結婚を考えていたけど、ジョンインは自分の父親が強引に結婚させようとすることも嫌だったし、彼氏の父親に見下されているのもあって踏み切れなかった。
うん、これはわかる。
ジョンインは、人に何かを決められたり、束縛されるのがものすごく嫌なんだろうね・・・
でも、彼氏のことが本当に好きなら、親がなんと言おうと結婚しただろうし
気持ちが離れるってことは、もうそこまで想いが残ってなかったってことでしょう。
そんなときに可愛い年下の彼に求愛されたら、そりゃグラッとくる。
だってそっちの方が新鮮だもの。
果物や野菜も新鮮な方が美味しい。恋もそれと同じですよね。(なんかおかしなこと言い始めたぞ)
彼氏に別れを告げたジョンインは、ジホに朝電話をかける。
「ジホさん。あなたを好きになってごめんなさい」と。
でも、なかなか彼氏と別れるのも一筋縄ではいかなさそう・・・
当の彼氏は、ジョンインの浮気を少し疑ってるし、ジホの行動も気になり始めてる。
あとは、親問題ね。
二人の交際を、周りが認めてくれるかどうか。
そういえば「パンヌナ」も親問題に振り回されたよな~
この脚本家さん、そういう設定好きなのかしら。
私は、もっと純粋に二人の恋だけ描いてほしいんだけど
韓国ドラマってすごい親が絡んでくる。
これが若干疲れる部分でもあります。
もうみんな良い大人なんだから、好きにさせてやれよ・・・って思っちゃう。
あと、このドラマは「パンヌナ」と制作チームが同じなだけあって、キャストもけっこう被ってる。
まず、ジョンインの母親。
「パンヌナ」のヒロイン・ジナの母親と同じ女優(キル・ヘヨン)さん。
パンヌナの時は、すごい毒親だったけど、今回は若干マイルドかな?
そして、ジョンインの妹役(チュ・ミンギョン)が、ジナの同僚。
さらにジョンインの姉の夫(イ・ムセン)が、ジナの彼氏。
ジホの父親(オ・マンソク)が、ジナの父親。
ジホの上司(ソ・ジョンヨン)が、ジナの上司。
他にもいた気が。
ややこしくなってきましたねwww
パンヌナと春の夜、このドラマ続けて見ないほうが良いです。
わけわからんくなります(笑)
なにはともあれ白衣姿のヘインくん、ほんと素敵
以前に増してさらに演技力も光ってる!
ヘインくんといえば、このベビーフェイスの笑顔がチャームポイントだけど
今回は、悲しげに笑ったり、寂しげに笑ったり、涙を堪えて笑ったり...
いろんな感情を笑顔でありながら表現しているのですが、
とても自然だし、うまいです。
本人が「感情をあまり表に出さないように意識して演じていた」と言ってるのを何かで読んだけど、本当に抑えた演技が素晴らしい。
また、ヘインくんが今回のドラマについて日本でのペンミでこう言っていました。
「子どもを持つ父親の役。どの作品も大切だけど、僕にとって、一番大切な作品になりました。ドラマは終わりましたが、まだ余韻が残っています。誰かを愛するためには勇気が必要だと分かるし、そのためにも自分自身を愛して大切にすることが重要だとわかる作品です」
7話以降も、とても楽しみ^^
ネトフリに入ってるので、みなさんも良かったら見てみてください~
それでは、なかなかコロナ問題終息の兆しが見えませんが
良い週末をお過ごしください
ちゃるじゃ~