ちぇきももうすぐ1歳5ヶ月。昨日子育て支援センターに遊びに行った。そこの人が、物をなげるちぇきを見て私に「そろそろ投げちゃだめって、教えてあげないとね」と言って、ちぇきに「投げたらだめなのよ~」と教えていた。ちぇきは悪気があって投げているのではなく、投げたときの音が楽しくて投げているのだ。物を落としたとき、倒したときの音が楽しいらしい。でも、他の子にあたったり、物を壊してしまう恐れがあるので、決していいことではない。「うちで良くて外はだめ」は絶対にわからないだろうし・・。外で他の子と一緒に遊ぶことも増えてくるだろうから、やっぱり教えなきゃだめか・・・・。ちぇきの好きな遊びだったんだけどな・・。(何度も言って聞かせるのが面倒というのも、なきにしもあらず・・)


ちぇきが産まれて、今までで3回感涙したことがある。

ちぇきが3ヶ月くらいのころ、うつぶせにしたとき、はじめてぐいっと頭を持ち上げたとき。子どもの成長ってこんなに嬉しく感じるんだなぁと、自分の母親っぽさに感動してしまった。


次は1歳の誕生日。ケーキのろうそくを吹き消すとき。1年前にはあんなに小さく、頼りなかったのに、今はテーブルにつかまって、立ってる・・と、なんだか感動。


1番泣いてしまったのは、ちぇきが立つ練習をしているとき。ハイハイをなかなかしなかったちぇき。1歳目前でやっと出来るようになった。そしたら一緒につかまり立ちまではじめてしまった・・。

つかまり立ちをして2,3日後の夜、布団の上で急にはいはいから立とうとしてた。立ち上がったとおもっても、1秒としないうちに、しりもちをつくか前へ倒れて顔面を打つ。でも繰り返す。20回、30回と何度も何度も繰り返しては、顔かおしりを打つ。立ちたいのに立てない。今私たちは簡単に立って歩いてるけど、最初に立ち上がるのはこんなに大変だったんだなぁと思った。何度も何度も立とうとするちぇき。でも、顔は笑ってるの。嬉しそうなの。他の子と比べて動かず、ただ座ってる期間が長かったちぇき。自分の体を動かすことが出来るとわかって、立とうと思って、一瞬でも立ち上がることが出来ることが楽しいのか、嬉しいのか。本当に嬉しそうに、楽しそうに笑ってるの。ず~~っと転んでばかりなのに。夫は泣いてる私を変な顔で見ていたけど、「楽しいね、動けて嬉しいね」とちぇきに話しかけながら、どうにも泣けてきてしまった。その日はちぇきになにか大切なことを思い出させてもらった気がする。


出産の感動・・なぜかないんだなぁ。産まれたときは「ああ、これでもう痛い思いはしなくていいんだ」という気持ちが強かったし、産まれたてのちぇきを胸にのせてもらっても「こんな首もすわっていないぐにゃぐにゃ赤ちゃん、いったいどうしたらいいんだ~~~」って思っちゃたし。

あ、でもベットに戻って涙が出てきたわ。後悔の涙が・・・・・・。

陣痛があんまり痛くて、好きなように叫び、わめいて、助産師さんとまるでケンカをしてるかのように産んだ私・・・・・。夫は「こんなこと言うのもなんだけど、まるで漫才してるようだった」と言ったものだ。

ベットに戻って冷静になった私は、「あんなに本で勉強したのに、自分はなんという出産をしてしまったのだろう・・騒ぎすぎて、酸素マスクまでつけられるはめになるなんて・・」と、自分が情けなく、もっとちゃんと産むはずだったと、後悔しきりでした。しかも叫びすぎて痛いし・・・・・。


そんなちぇきは広いグランドに連れて行くと、しゃがみこんでひたすら砂いじり・・・・。こんなに広いんだってば!もっと遊ぼう!といつも思う。何事も思い通りにいかないものです。

砂が好き

今日の夕飯 義母がおすしをとってくれる。

昨日の夕飯 いなだのお刺身、かぼちゃとししとうの煮物、いんげんの胡麻和え、たまねぎと麩とわかめの味噌汁。