連合体育大会がありました。

1か月以上朝練をし、授業でも練習の時間がありました。

後半はわざとカラーコーンを倒したり、お友達を押したり話しかけたり・・・

不調な様子が見られたので、参加しないことも考えてほしいと学校にお願いしました。

連合に出るのはちぇきだけではないもの。他の子の邪魔はしたらいけないし、マイナスな感情をあまり持ってほしくなかったので・・・

いい成績を残すことがちぇきの目標ではない。ちぇきの目標は、良い状態で参加し、本人が達成感を得られること。ちゃんと参加できたと思えることが大事。

そのためにもあまり練習で悪い状態になるのは望ましくない・・・

 

で、本番。

本番に強いちぇきは健在でした。

ま、待ち時間がほとんどな連合なので、いろいろやっていたようですけども・・・・・

本番はお昼前。ちぇきは100m走に出ます。

集合場所に歩いてくるちぇきは調子悪そう・・・・でも集合場所では落ち着いてる。

近くにいた友達の話しでは、名前を呼ぶ人に「はじめまして!!」と挨拶していたそうな・・・・

で、走る順番が近づき、立ち上がる。

武者震いか??あやしげな動き。でもママにはわかったよ。やる気あふれる気持ちがね。

担任の先生はずっと横についていてくれました。

ピストル前に動き出してしまうこと一回。

ちぇきの前には今日お手伝いに来ていた先生がいました。ちぇきを見守ってくれていました。

この先生は運動会のときにちぇきに肩車をしてくれた先生です。

二人の先生に見守られ、スタート。

私の目の前を走るちぇき。「がんばれー!!!」と私。

あんなに早く走るちぇきは初めて見ました。

「そのまま!!そのまま行け~~~!!」と私。

ちぇき、5人中3位で走っていました。最後に前を走っていた子の一人が転んでしまい、その後どうなったのかわからないのだけど、本人は最後は1位だったって言い張ります。

最後まで力を抜かず全力で走り抜けた100m。

集合場所でちぇきが「ママ~!!」と、ママを見つけていっていましたって連絡帳に書いてありました。「嬉しそうでした」って。もうずっとママが学校に来ることを嫌がっていたちぇき。うれしそうでしたって、私がかなりうれしい。でも「ママ~~」というちぇきには気づけなかったのよ・・・。

 

一緒に見ていた友達は泣いちゃいました。「も~~、泣かないでよ」と私。

フライングしないか、最後までちゃんと走れるのか・・・心配が強くて走り切り安堵。

泣くのは夜思い返す時。いつもそう。

ちゃんとやれるのか心配すぎて泣くどころではない。

でもあんなに早く、真剣な顔で走るちぇきは初めてだ。

我が子ながら初めて「かっこいい」と思ってしまいました。

私より背が大きくなったちぇき。

ちぇきでもやっぱり頼もしく思える。真剣な顔して走るちぇきはかっこいいと思える。

ああ、親ばか。

親ばか万歳。

こんな思いをさせてくれてありがとう。

 

お疲れちぇきさん・・・

いろいろありますが、頑張りますわ母。